集団戦屈指のダメージを誇る純メイジ。
ミシック2種に分岐できるため柔軟性も高い。
ARAMの終盤を明確にキャリーできるメイジの1人。
ビルドまとめ
- スペル:イグゾースト+ゴースト
- ルーン:魂の収穫①血の味わい②目玉コレクター③貪欲な賞金首狩り サブ①冷静沈着②最後の慈悲 ◆AH/AD/HP
- スキル:E→Q→W
- 涙適正:★★☆☆☆(あまり積まない)
- アイテム:ロストチャプター→ルーデンテンペスト or ライアンドリーの苦悶
イントロダクション
ルーデンとライアンドリーの勝率が並ぶタイプのメイジ。
敵のタンク比率、
もしくは味方のライアンドリー採用率に応じてミシックを変更できる。
ライアンドリーの炎上ダメージは重複しない。※増加体力に応じた追加ダメージは有効複数名でライアンドリーを持つと効用が下がる。
パッチ12.13から、ダメージが重複するようになった。
複数人でライアンドリーを持ってもOK。
基本プラン
チャンピオン調整-パッチ12.12時点
最新のチャンピオン調整はこちら
与ダメ | 被ダメ | 回復等 | その他 |
-5% | +5% | なし | なし |
高い集団戦能力
優秀なAPレシオにより、
集団戦でのAoEDPSが高い。
リッチベインでAPレシオの底上げもでき、
ARAMで終盤までパワーが落ちないメイジとしては、
ブラッドミアやカサディンに並ぶ性能。
Wのスロウ+スタンフィールドは、
マークで飛び込んでくる相手の牽制になる。
強力なゾーニングを行えるメイジでありながら、
QのMS増加によりポジショニングがしやすいことも魅力。
進化が非常に容易
サモリフでは一定の時間が掛かる進化だが、
ARAMでは4キル/アシストは難しくない。
すぐに進化できる。
グロリアス・エヴォリューション
Passive: 敵ミニオンか中立モンスターをキルする毎に1ヘクス フラグメント、大型ミニオンをキルする毎に5ヘクス フラグメント、敵チャンピオンのキル/アシスト毎に25へクス フラグメント増加する。100へクス フラグメント以上の場合、100へクス フラグメント消費して基本スキルを1つ強化できる。3種類の基本スキルをすべて強化した場合にはカオスストーム(R)が自動的に強化される。
スタック速度は少しナーフした方がよいレベルで強い。
Rの進化まで自然とすぐに到達でき、
更にパワーが上がる。
序盤は弱い
終盤のスケールが良いため当然だが、
序盤のダメージはほとんど出ない。
ビクター唯一の弱点。
2コア辺りから強く出られるが、
それまでは大人しめにプレイする。
Eはウェーブクリアに強いため、
序盤は積極的にウェーブクリアして
試合時間を伸ばす。
サモナースペル
- イグゾースト
- ゴースト
射程上、ややインファイト気味のためイグゾースト。
フラッシュは回避にしか使えないため、
攻めにも守りにも使えるゴースト。
進化Qとの相性も良い。
ルーン
メイン:覇道
- 魂の収穫
- 血の味わい
- 目玉コレクター
- 貪欲な賞金首狩り
- 最もダメージが出るルーン。
スキルが複数ヒットする仕様上発動しやすく、
30回以上収穫することもザラにある。
- APを高めるため、相性が良い。
貴重なサステインとして。
- AP30は強い。覇道を選ぶ理由の一つ。
- コアの完成を早める。
Rは連発するスキルではないため、
至極ではなく貪欲。
サブ:栄華
- 冷静沈着
- 最後の慈悲
- マナ対策。
涙も悪くないのだが、
他にもっと強いアイテムがあるため。
- 相手キャリーを
消し飛ばすため選択。
◆ルーンシャード
- アビリティヘイスト
- アダプティブ
- 体力
よくあるメイジシャード。
スキルオーダー
- E→Q→W
ほぼ一択。
相手フロントの飛び込みを抑えきれない場合だけ、
E→W→Qも選択肢にはなる。
涙適正
あまり積まない。
相性自体は良いのだが、
他にもっと積みたいアイテムがある。
冷静沈着でもなんとかなるが、
セラフが好みの場合は積んでもよい。
アイテム自体はとても強い。
アイテム
スタート
- ロストチャプター
- コア完成を早めるため、
アイテムは一直線に。
ファースト
- ルーデンテンペスト
- ライアンドリーの苦悶
- 相手タンクが少ない場合。
バーストダメージはこちらが高い。
相手キャリーはRを敷くだけで何もできない。
スキルダメージが高まるため、
迷ったらこちら。
- 相手タンクが多い場合。
スキルの持続時間が長いため、
これも相性がよい。
味方がタンクを溶かせなさそうな時、
敵タンクがいるのに誰も仮面を積まない時には
有力選択肢。
靴
- ソーサラーブーツ
- アイオニアブーツ
- ルーデンテンペスト時はこちら。
MR貫通でダメージを高める。
- ライアンドリー時のオプション。
MR貫通が有効でない場合、
スキルヘイストを稼いだ方が有効な時もある。
セカンド
- リッチベイン
- 悪魔の抱擁
- ルーデンビルドのセカンド。
最初のパワースパイク。
ARAMではDPSが重要だが、
Q/W/E/Rで複数回転させれば
とてつもないAPレシオになる。
スキルヘイスト、MSの相性も◎。
- ライアンドリーのオプション。
敵との距離が近い部類のビクターには
体力450がありがたい。
そこまで敵タンクが機能していないなら、
ライアンドリーからリッチベインもアリ。
サード
- ラバドンデスキャップ
- シャドウフレイム
- 基本のサードアイテム。
爆発的にダメージが伸びる。
ビクター最強のアイテム。
完成から先は常にパワースパイク。
- 敵が軟らかい場合のオプション。
とにかくバーストが高まる。
高APとHPも相性が良く、
シャドウフレイムをARAMで活かせる珍しいメイジ。
ARAMは3コアでの決着が多いため、
サードでコズミックドライブよりラバドンデスキャップを優先する。
いつ試合を決める集団戦が起こるか分からないため、
パワースパイクを早く迎える。
フォース以降
- コズミックドライブ
- ゾーニャの砂時計
- バンシーヴェール
- 自然の力
- キャリー時に試合を畳むアイテム。
すぐに発動して、ダメージとMS急上昇。
迷ったらこれ。
- 対ADアイテム。
アサシンに狙われ出したら選択。
WとRを敷いてから発動。
- 対APアイテム。
相手のポークが気になる場合に。
キャッチ対策にもなる。
- バンシーでは足りない場合に。
ダメージは大体足りているため、
こちらでも良い。
プレイング
Eでウェーブクリアと軽めのポークをしながら、
バックラインで集団戦を待つのが基本スタイル。
Eのクイックキャストを外す
人にもよるが、
ビクターのEはノーマルキャストにした方が当てやすい。
ノーマルキャストの場合、円の外側をクリックして
更に敵に向かって遠くに伸ばすイメージで発動させる。
遠くに伸ばすことが重要。
Eのインジケーターはビクター自身ではなく、
クリックした地点(円の外側)を軸にして動くため、
距離が近いと通常の方向指定スキルよりも安定しない。
安定して撃てる場合、
Eはメレー相手のポークにも使える。
Rはキャリーに対して使う
Rの強みは狙った相手を追尾する点であり、
キャリーに対して強力なゾーニングとなる。
相手フロントに撃ってもよいが、
ダメージだけでゾーニング効果は薄い。
ビクターはタンクを溶かすというよりは、
相手キャリーを吹き飛ばすのが仕事。
ヒットしたらそのままキャリーをキル、
回避させたら5v4の集団戦になるため、
キャリーを狙って撃った方がバリューが高い。
Wはビクターの足元付近に置く
順調に進んだ場合、
ビクターが試合をキャリーするため、敵に狙われる。
Wはそんな時に自分の足元、敵との間に置く。
敵の足元に置いても少しスロウが掛かって終わりだが、
自分の足元に置くことでビクターを守るフィールドになる。
お構いなしに突っ込んで来ても、
QとEのスロウで相手を止めながらWの上に誘導したら、
スタンまで狙える。
ビクターの生存率、ひいてはDPSを左右する
重要なスキル。
Qはミニオンに使ってもよい
Qのキモは
- 発動時のシールド
- MS上昇
- 発動後の強化AA
であり、Q本体ではない。
集団戦では無理にQを相手に当てようとせず、
ミニオンやペットなどに当ててバフだけ得ることで
ポジショニングが安定する。
総括
リッチベインを複数ヒットさせれば、
異常なまでのAPレシオになるビクター。
最終盤まで集団戦で腐らない貴重なメイジであり、
ベンチに出現したら迷わずピックしてよいクラス。