12.22~12.23で猛威を振るい続けた
ラヴァナス&ジャック=ショー型のビルドについて、
基本のレネクトンで紹介。
レネクトンのビルドまとめ
- スペル:マーク+ゴースト
- ルーン:征服者①凱旋②強靭③背水の陣 サブ①心身調整②生気付与 ◆AD/AD/HP
- スキル:Q>E>W
- 涙適正:ノーマナ
- アイテム:ティアマット→ラヴァナスハイドラ
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ラヴァナス&ジャック=ショービルド
まずはラヴァナス&ジャック=ショービルド(以下、ラヴァナスビルド)
そのものについて簡単に解説。
ラヴァナスビルドは、
- ラヴァナスハイドラでAoEダメージとオムニヴァンプを獲得
- 変幻自在のジャック=ショーでAR&MRと最低限のHPを獲得
集団戦ではジャック=ショーで耐えつつ
ラヴァナスのAoEダメージを与え続け、
オムニヴァンプで回復する、という趣旨のビルド。
- 耐久力
- 与ダメージ
- サステイン
2コアで全要素を満遍なく手に入れる、という軸は
王剣サンファイアビルドに似ている。
主にファイター系チャンピオンで採用される点も同じ。
特にARAMではラヴァナスのAoEダメージが非常に効果的で、
ダメージが下げられても生き残り続けた。
ルーンは回復の相性がよい征服者&不滅がほとんど。
3コアからのオプションは
- デスダンス(継戦能力強化)
- ショウジンの矛(スキルヘイスト)
- ブラッククリーバー(なぎ払いでAoE防御低下)
- 防具(HPを補強)
など、チャンピオンと状況により様々。
レネクトンの場合
ラヴァナスハイドラのなぎ払いは
スキルかAA毎に発動する。
ただし、1発動で与える与ダメージは1回まで。
(AoEスキルが複数の敵に当たっても2倍、3倍と増幅はしない)
レネクトンWの2連AAであれば、
なぎ払いも2回発動する。
パンテオンやシヴァーナも同様。
レネクトンの場合、
- 広範囲で巻き込みやすいQ
- 2回/3回発動になるW
- スキル自体が2回使えるE
と、全スキルがなぎ払いとの相性が良い。
特に意識することなく、
通常のレネクトンの戦い方で
ラヴァナスビルドを活かす事ができる。
レネクトンのサモナースペル
- マーク
- ゴースト
ジャック=ショーで継戦能力が高まるため、
ゴーストで敵を追いかけ回す。
レネクトンのルーン
メイン:栄華
- 征服者
- 凱旋
- 強靭
- 背水の陣
サステインを強化する征服者を選択。
HPを伸ばしていくのではなく、
ADを伸ばすビルドであるため
握撃は選択しない。
サブ:不滅
- 息継ぎ
- 生気付与
ジャック=ショービルドは息継ぎでほぼ固定。
ジャック=ショーのAR&MR15%増加があまりに強く、
防御が過剰になりがちなため、心身調整が不要になる。
超成長と生気付与はチャンピオンによる。
レネクトンは素のサステインも高いため、
生気付与が好調。
◆ルーンシャード
- アダプティブ
- アダプティブ
- 体力
AD型のラヴァナスビルドなら、
アダプティブ2つでOK。
レネクトンのスキルオーダー
- Q>E>W
これでよい。
基本的には、EをAoEスキルとして考えて
集団戦重視でEが優先になる。
確定CCが重視される試合ならQ>W>Eでもよい。
レネクトンの涙適正
ノーマナ。
レネクトンのアイテムビルド
ラヴァナスハイドラビルド
- ティアマット
でスタート。
初手ラヴァナスならティアマットスタート。
なぎ払いはARAMで非常に強い。
- ラヴァナスハイドラ
- 変幻自在のジャック=ショー
- ショウジンの矛
- デスダンス
or マルモティウスの胃袋 - ブラッククリーバー
- マーキュリー or プレートスチール
ラヴァナス→ジャック=ショーは完全固定。
ラヴァナス自体にスノーボール性能があるため、
1コアラヴァナスだけでスノーボールできてしまう可能性がある。
1コアジャック=ショーではこの可能性はない。
3コアはスノーボールを狙うならショウジンの矛。
ARAMで重要なスキルへイストを大量に稼ぎつつ、
やや不足するHPと、いくらあっても良いADを補給してくれる。
素材が優秀な点も嬉しい。
4コアは相手によってデスダンス/マルモティウスが基本。
安定重視なら、これを3コアに回す。
最後はレネクトンと相性が良いブラッククリーバー。
後述するように、
ラヴァナス+Eで特殊なスタック増加が見込める。
レネクトンのプレイング
敵が密集している場所で戦う
ラヴァナスビルドの基本。
なぎ払いを発動させるため、
2人以上密集している場所に突っ込んでいく。
単独の敵を攻撃してもなぎ払いは無意味なので、
1v1は理想的なシチュエーションではない。
常になぎ払いの円形範囲を意識して、
1v2はチャンスだと考えて攻撃していく。
通常の集団戦とは若干異なる視点で考える必要がある。
戦闘時間を伸ばす
ラヴァナスのサステインもあるが、
ジャック=ショーの8秒を待つ必要もあるため、
戦闘時間を伸ばしたい。
オールインというよりは、
前線に出入りを繰り返すイメージ。
ジャック=ショーが発動したらこちらのもの。
天敵はディヴァインや王剣系ファイターで、
彼らとの1v1には勝てない。
ラヴァナスビルドはあくまで集団戦で勝つビルドなので、
敵集団を壊滅させることを目的に立ち回る。
敵ファイターとの1v1に乗ってはいけない。
ブラッククリーバーのシナジー
ラヴァナスハイドラとブラッククリーバーを積んだ場合、
Eで特殊なスタック増加が見込める。
上記のような陣形で並んでいる場合、
奥の敵に向かってEを使い、帰ってくることで
- 手前の敵にE1がヒット(1スタック)
- 奥の敵にE1がヒット
→手前の敵へなぎ払い発動(2スタック) - 奥の敵にE2がヒット
→手前の敵へなぎ払い発動(3スタック) - 手前の敵にE2がヒット(4スタック)
このような流れになり、
ブラッククリーバーを4スタック付与することができる。
奥の敵にも同じことが発生して4スタック付与できている。
なお、
Q+なぎ払いを2名に当てても、2名とも1スタック。
Qダメージ+なぎ払いダメージで2回ダメージ判定があるが、
タイミングが同時だと1スタックになる模様。
スキル発動となぎ払い発動のタイミングが
異なるスキル限定で使えるシナジー。
レネクトンのまとめ
- 密集した敵を狙う
- 3コアはスノーボールならショウジン、安定ならデスダンス
- 1v1ではなく、集団戦で勝つ
上位チャンピオンにもラヴァナスビルドは多いが、
それぞれ自分の持ち味に合わせて変形しているため、
基本型としてレネクトンで紹介した。
ファイターとしての基本要素を満遍なく持っているため、
流行りのビルドには大体乗っかれる。
1v1で勝つビルドではなく、
集団戦で勝つビルドである点には注意が必要。
レネクトンは12.23現在TierA上位の成績で、
最近のARAMで考えると
調整でナーフされないちょうどいいライン。
来シーズンは開花できるか。