ARAM調整がなぜか壊れている
隠れOPのキヤナを紹介。
キヤナのビルドまとめ
- スペル:マーク+フラッシュ
- ルーン:ファーストストライク①魔法の靴②先行投資③宇宙の叡智 サブ①目玉コレクター②貪欲な賞金首 ◆AD/AD/HP
- スキル:Q>W>E
- 涙適正:★★★★☆(ほぼ積む)
- アイテム:ガーディアンブレード+女神の涙→赤月の刃
チャンピオン調整-パッチ13.6時点
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与ダメ | 被ダメ | 回復等 | その他 |
---|---|---|---|
+15% | -20% | なし | (Q)生命の遺宝から氷の力を入手 行動妨害耐性 +20% |
最強レベルのARAM調整
13.5でバフされたキヤナ。
Q - イシュタルの切先/エレメントの怒り
物理ダメージ:50/80/110/140/170(+増加攻撃力の75%) ⇒ 50/85/120/155/190(+増加攻撃力の75%)
E - 俊烈
クールダウン:12/11/10/9/8秒 ⇒ 11/10/9/8/7秒
バフも強力だが、今回は別の部分に注目。
チャンピオン勝率こそ50.76%/89位と平凡だが、
これは魂の収穫/電撃がほとんどを占めているため。
ファーストストライク選択時は
一気に勝率57.1%まで上昇する。
このルーン選択が大前提。
ファーストストライクを100%活かせるメレーで、
W>Qの長射程ポークを持つことが採用の理由。
サモリフでは一般的だが、なぜかARAMでは少ない。
パワーを裏打ちしているのは
あまりにも強すぎるARAM調整。
与ダメ+15%、被ダメ-20%、行動妨害耐性+20%は
現状ではイブリン、バード、ルブランを超えて
最強のARAM調整と言ってよい。
12.15でファーストストライクのバグが修正され勝率低下、
12.17で補填の被ダメ-5%バフ。
更に12.22でアサシン向けの行動妨害耐性+20%を得て、
そのまま全てのバフが残っている。
最近のパッチでは調整幅が大きすぎるものを
±10%程度に抑える方向で進んでいるが、
キヤナに関しては見かけ上の勝率が平凡だからか
全く変更される気配がない。
ARAMではほとんどのプレイヤーが覇道を選択するため
勝率が抑えられているのだが、
ファーストストライクを選んだ場合
現在最もカウンターが難しいチャンピオンの一つ。
実は征服者/ゴアドリンカーのファイタービルドも強い。
被ダメ-20%と行動妨害耐性+20%を活かした硬いビルド。
今回は圧倒的なスノーボール力を評価し、
アサシンビルドを採用した。
キヤナのサモナースペル
- マーク
- フラッシュ
アサシンとしてはイグナイトでも良いのだが、
ファーストストライクの射程を伸ばすためマーク。
敵射程が長かった場合にも
安定してファーストストライクを起動できるようになる。
キヤナのルーン
メイン:天啓
- ファーストストライク
- 魔法の靴
- 先行投資
- 宇宙の叡智
ファーストストライクがOP。
(W)>Q>W>Qでポークが可能で、
計230%増加ADというとんでもないダメージを出せる。
無論、オールイン時には更にダメージが出て
ゴールドも大量に獲得できる。
脅威アサシンとしてスノーボールするため
先行投資も選択する。
サブ:覇道
- 目玉コレクター
- 貪欲な賞金首狩り
スノーボール用のルーン2種類。
サドンインパクトも悪くないが、
マナムネ完成を急ぐために貪欲を取る。
◆ルーンシャード
- アダプティブ
- アダプティブ
- 体力
アサシンとしてアダプティブ2枚。
キヤナのスキルオーダー
- Q>W>E
基本通りQ>W>Eでよい。
Wはエレメント獲得中のMS増加量と、
追加魔法ダメージを微増させてくれる。
中盤までを支えるW>Q>W>Qのポークにも貢献する。
オールインのダメージ重視ならQ>E>Wもアリ。
キヤナの涙適正
ほぼ積む。
あまりにもADレシオが高いため。
マナ問題も解決でき一石二鳥。
買わなくてもなんとかなるものの、
特段買わない理由もない。
キヤナのアイテムビルド
赤月の刃ビルド
- ガーディアンブレード+女神の涙
でスタートして、
- 赤月の刃
- マナムネ
- アクシオムアーク
- セリルダの怨恨
- デスダンス
or マルモティウスの胃袋
- アイオニアブーツ
脅威アサシンとして
赤月>マナムネビルドでスノーボールを狙う。
3コアはアクシオムアークを選ぶ。
RのCDが120秒固定のキヤナと相性が良く、
集団戦をガンガン仕掛けていけるようになる。
脅威が18にバフされてから
アクシオムアークのパワーは非常に高い。
終盤に向けセリルダで防御貫通を補い、
最後はデスダンスかマルモティウスで自身の即死を防ぐ。
ラヴァナスハイドラもパワーが高いが、
上記の内1アイテムを捨てることになる。
無理がないのはアクシオムアークとの入れ替えだが、
RのCDが安定せず終盤にゲームテンポを失う可能性がある。
キヤナのプレイング
生命の遺宝から氷エレメントを取得できる
ARAMにはリバーがないが、
生命の遺宝(回復パック)から
氷エレメントを取得できる。
なお、生命の遺宝の有無に関わらず
遺宝が出現するポイントからは
常に氷エレメントを取得できる。
スネアを付与する強力なエレメントで、
コンボの始動は基本的に氷で始めることが多い。
Qでポークする
- 事前にW>Q>W>Q
これがキヤナのポーク。
事前にWでエレメントを回収しておき、
WのCDが上がってからQ>W>Qと繋げることで
射程1250のポークを2回行える。
エズリアルのQが射程1150。
1発目は氷エレメントを選びスネア、
2発目は岩エレメントを選び追加ダメージを狙うことが多い。
キヤナW>Qには
- パッシブの追加ダメージ(30%増加AD)
- Qのダメージ(75%増加AD)
- Wの追加魔法ダメージ(10%増加AD)
これらが適用され、
合計で115%増加ADものレシオを持つ。
しかも2連発で、
2発目に岩の追加ダメージが加われば更に54%増加AD追加。
このダメージがARAM調整で110%化され、
更にファーストストライクを発動できる。
タンク以外はワンコンボで体力の50%以上を失う
異常なスキルになっている。
集団戦の入り方
- 事前にW>マーク>E>Q>W>R>Q
基本の集団戦の一例。
エレメントを取ってからマークで入り、
E>QからWでパッシブリセットと位置調整、
Rをキャストして岩Qで締め。
マークの後、E(射程650)で再ブリンクできるため
敵ミニオンへのマーク等でも難なく入れるのが強み。
あくまで理想的なコンボの一例であり、
- 事前にエレメントを回収しておく
- Eはエレメント付きで発動する
- Rの前にはなるべくWでパッシブをリセットする
- 最後は岩Qで締める
この辺りの鍵になる要素を守れれば
どんなルートでも良い。
- 氷Q>W>E>R>岩Q
こういう形もある。
W>Eでポジションを調整しやすいのが強み。
Rは壁へのキャストも考える
Rのノックバックが入るに越したことはないが、
狙いづらい場合もある。
ARAMは一本道なので、
いきなり壁にRをキャストして
衝撃波だけでヒットを狙うのも有効な方法。
壁へのRでもダメージ量に差はない。
むしろキヤナから距離が離れるほど
スタン時間が伸びるメリットもある。
キヤナが離れていると敵が油断し、
壁への警戒が甘くなる場合もある。
特に敵が壁際に複数人で寄っている場合にはチャンス。
キヤナのまとめ
- ファーストストライクを選ぶ
- ARAM調整が見直されるまではOP
- ポークも集団戦も強い
ARAM調整が圧倒的すぎて
一度キルが入ったら止められないほどのパワー。
ファーストストライクのお陰で
ゴールドも余るほど手に入り、
とにかくスノーボール力が高い。
サステインに欠けることだけが弱点なので、
慎重にポークしてオールインを避けることが
ほぼ唯一の攻略法。
それでも、
草Qから無理やりオールインを仕掛けられることすらあり
よほど警戒していないと対処は難しい。