私用により更新が滞っていました。
これから通常通りの更新頻度となる予定です。
アップデートの注目点
エズリアルのバフ
エズリアル:与ダメージ 95% ⇒ 与ダメージ 100%
エズリアルの与ダメが5%アップ。
言わずもがな、強力なポークチャンピオンであり
5%の上昇が大きく影響する。
ARAMに強いエズリアルが帰ってくる。
個人的には弱い方がむしろ寂しいため歓迎。
ケイルの調整
Eがナーフ。
Rが調整。
ケイルのRが序盤で強くなるような調整を受け、
更に耐えやすくなった。
パワースパイクまで待てるケイルが
ARAMで弱いはずがない。
13.9でもケイルのOPは確実。
ベイガー、サイオンのナーフ
サイオン:パッシブの体力減少量が増加
ベイガー:ARAM調整がナーフ
長らくARAMOPだった2体が大きなナーフ。
恐らくTierS前後からは消える。
両者とも無限スケールを持っており、
潜在的なキャリー能力を考慮するなら
TierA~B前後が妥当だろう。
ARAMのチャンピオン調整への変更
バフ
- コーキ:被ダメージ 95% ⇒ 被ダメージ 90%
- エズリアル:与ダメージ 95% ⇒ 与ダメージ 100%
- カルマ:与ダメージ 100% ⇒ 与ダメージ 105%
- トリスターナ:与ダメージ 100% ⇒ 与ダメージ 105%
- ジリアン:被ダメージ 95% ⇒ 被ダメージ 90%
コーキのバフは与ダメが欲しかった。
エズの与ダメ5%アップはかなり大きい。
久々にARAMで強いエズリアルが見られる。
カルマ、ジリアンはチャンピオン特性上
これだけでは上位に食い込めない。
トリスターナも5%では上位とはいかないだろうが、
下層は脱出できそうだ。
ナーフ
- アカリ:与ダメージ 110% ⇒ 与ダメージ 105%
- オーン:被ダメージ 105% ⇒ 被ダメージ 110%
- キヤナ:与ダメージ 115% ⇒ 与ダメージ 110%
- ベイガー:被ダメージ 105%⇒ 被ダメージ 110%、与ダメージ 95% ⇒ 与ダメージ 90%
タンクアカリが強かった結果のナーフだが、
与ダメが減ると余計にアサシンとしての能力が下がる。
オーンは13.8のバグ修正で勝率が上昇したが、
いきなりのナーフとなった。
キヤナはファーストストライクがOPすぎるため、
これでもまだ戦えるだろう。
ベイガーは数パッチに渡ってOPだったため
流石に当然のナーフ。
無限スケールのキャリー能力を考えれば、
これでもまだ足りないくらいかもしれない。
パッチ13.9のARAM的寸評
ニーコ
全スキルに調整。
主要な変更点としては、
- パッシブでミニオン等に擬態可能となった
- Qが調整/基礎ナーフ、レシオバフ
- Wのクローンが操作可能に
- Eが調整/基礎ナーフ、レシオバフ
- Rがノックアップ+スタンに変更、
ダメージナーフ、シールド削除、CD延長
現実的には、
Rのダメージナーフとシールド削除がかなり痛い。
スキル自体を当てやすくなった分とのトレードだが、
ARAMのニーコと言えば
マークからのRでの必中コンボがメインだった。
勝率ダウンは避けられなさそうだ。
一方で、ミニオンへの変身はかなり面白い。
ビッグウェーブでミニオンに擬態することで、
無警戒の相手にRを叩き込むこともできる。
今後のフォローアップ次第では期待できるが、
今はまだ強いとは言えないか。
エイトロックス
固有スキル - 死兆の構え
追加物理ダメージ:対象の最大体力の4%~10%(チャンピオンレベルに応じて) ⇒ 対象の最大体力の4%~12%(チャンピオンレベルに応じて)
R - ワールドエンダー
増加移動速度:50/65/80% ⇒ 60/80/100%
パッシブの割合ダメージがバフ。
RのMSがバフ。
決して悪くないバフだが、
エイトロックスが上位に返り咲くには
やはりサステインが戻らないと苦しいだろう。
アムム
W - めそめそ
基本の毎秒魔法ダメージ:12/16/20/24/28 ⇒ スキルレベルにかかわらず20
最大体力に応じた毎秒魔法ダメージ:1/1.15/1.3/1.45/1.6% ⇒ 1/1.25/1.5/1.75/2%
Wの基礎ダメージが調整、
割合ダメージがバフ。
割合ダメージが伸びているため、
ARAMではストレートなバフだと思ってよい。
Q>E>Wが人気だが、
ARAMでは元来E>W>Qが強く、
そちらのスキルオーダーならより恩恵が高い。
ベル=ヴェス
基本ステータス
レベルアップごとの攻撃力:1.7 ⇒ 1.5
Q - ヴォイドサージ
モンスターへのダメージ補正:120% ⇒ 140%
ADがナーフ。
微ナーフ。ほぼ影響なし。
ジンクス
基本ステータス
レベルアップごとの攻撃力:3.4 ⇒ 3.15
ADがナーフ。
Lv18で約4ADのナーフ。
微ナーフだが、こちらは少し影響があるかも。
ケイル
E - 星炎の刃
通常攻撃時効果ダメージの魔力反映率:魔力の25% ⇒ 魔力の20%
固有スキル(聖なる上昇)のウェーブダメージ:15/20/25/30/35(Eのスキルレベルに応じて) ⇒ 20~41(レベル11~18まで、チャンピオンレベルに応じて)
R - 聖なる審判
詠唱時間:1.5秒 ⇒ 0.5秒
効果範囲の半径:525 ⇒ 675/675/775
削除上昇:自身にアルティメットスキルを使用した際、射程が短くならないように
無敵時間:2/2.5/3秒 ⇒ 2.5秒
剣が降ってくるまでの遅延時間:1.5秒 ⇒ 2.5秒
魔法ダメージ:200/350/500(+増加攻撃力の100%)(+魔力の80%) ⇒ 200/300/400(+増加攻撃力の100%)(+魔力の70%)
EのAPレシオがナーフ、
基礎ダメージが調整。
Rが全体的に調整。
Rの調整は、
- 詠唱時間(AA不能)が短縮
- 射程が増加
- 無敵時間が2.5秒に固定
- ダメージまでの遅延が2.5秒に延長
- 終盤のダメージが低下
こういった内容。
レベル6から無敵2.5秒中、2秒AA可能となり、
序盤が戦いやすくなる変更。
旧Lv6時点では
無敵2秒中、0.5秒AA可能だった。
(2秒の無敵時間中、1.5秒が詠唱時間のため)
終盤のスキルパワーはやや落ちたものの、
その頃にはケイル自身がキャリーできるようになっている。
序中盤を耐えるという意味では
かなり良いバフをもらった。
サイオン
固有スキル - 名誉ある死
体力減衰量:2~19(チャンピオンレベルごとに1) ⇒ 2.3~24.4(チャンピオンレベルごとに1.3)
パッシブの体力減衰量がナーフ。
心の鋼があると全く死なないため。
復活時のライフスティール50%の調整と合わせて、
これでようやく勝率が落ち着いてくれるか。
スウェイン
Q - 死の手
魔法ダメージ:60/80/100/120/140(+魔力の38%) ⇒ 65/85/105/125/145(+魔力の40%)
稲妻ごとの追加ダメージ:12/22/32/42/52(+魔力の8%) ⇒ 15/25/35/45/55(+魔力の10%)
最大魔法ダメージ:108/168/228/288/348(+魔力の70%) ⇒ 125/185/245/305/365(+魔力の80%)
Qの基礎ダメージとAPレシオがバフ。
数字そのものは地味だが、
スキルの回転率とヒットのしやすさを考えると
大きめのバフになっている。
スウェインはARAM適正が非常に高いため、
少しバフされるとすぐに上位に戻ってくる。
タリヤ
R - ウィーバーウォール
詠唱不能:自身がダメージを受けるかダメージを与えたとき ⇒ 自身がダメージを受けたとき
Rの詠唱不能条件が調整。
QoLアップデートに近いが、
ARAMでは頻繁に発生する状況でもあり
地味に嬉しい内容。
トランドル
基本ステータス
基本攻撃速度:0.6 ⇒ 0.67
基本マナ:281 ⇒ 340
基本ASとマナが上昇。
微バフ。ほぼ影響なし。
ボリベア
W - 激昂の斬撃
物理ダメージ:5/30/55/80/105(+攻撃力の100%)(+増加体力の5%) ⇒ 5/30/55/80/105(+攻撃力の100%)(+増加体力の6%)
減少体力に応じた体力回復量:7/8.5/10/11.5/13% ⇒ 8/10/12/14/16%
Wの増加体力レシオと回復量がバフ。
2回目は1.5倍になるため、
合わせて2.5%のバフ。
悪くないバフではあるが、
それでも基礎的な能力がまだ足りないか。
アイテム
リッチベイン
魔力:75 ⇒ 85
AP10アップ。
ARAMでリッチベインというと、
- エコー
- ビクター
- フィズ
- ツイステッド・フェイト
- イブリン
- カサディン
この辺り。
オフメタでエリス、ダイアナ、サイラスなど。
設計上、ほぼ完全にダメージに寄せたアイテムであり
これまでは集団戦に強いシャドウフレイムとの競合が苦しかった。
ほぼコアビルドであるエコー、フィズには嬉しい。
ビクター、TFでも採用機会が増えそうなバフだ。
上記のチャンピオン群で、
敵のMRが高くなりそうな試合
≒シャドウフレイムが有効ではなさそうな試合なら
優先して買うアイテムとなりそうだ。
まとめ
- エズリアル、ケイル、スウェインがバフ
- ベイガー、サイオン、ニーコは苦しそう
- リッチベインは選択肢になりうる
ARAM調整が入り、
やや顔ぶれが変わりそうな13.9。
ベイガーとサイオンが消えても
強いメイジとタンクは変わらず残るため
メタの印象としてはあまり変わらないか。
エズリアルとケイル、スウェインは注目。
いずれもARAM適正が高いため、
暴れる試合では文字通り止まらなくなりそうだ。