今パッチのTierSチャンピオンの一覧。
※Gold+/Global統計/順位は執筆当時
Tier list
TierS+
- アイバーン
- アニー
- リリア
- アジール
バフを受けたアイバーンとアジールがTierS+。
特にアイバーンは圧倒的な強さ。
ARAM調整がナーフされたブラッドミアが
S+からは姿を消した。
アイバーン
13.10:52.49%(45/163位)
→13.11:60.80%(1/163位)
久々の勝率60%が出現。
全体がバフされたが、特にEのシールドが
- 爆発が空振るとシールド再付与
- エアリーのシールドも2回発動
- ムーンストーンの連鎖も2回発動
- スキルヘイスト75で無限にシールド維持
と、あまりにも強力になってしまった。
以前同様のフロント護衛もこなしつつ、
ADCのプロテクトまで可能になってOPに。
対アイバーンでは
毒蛇の牙を採用することも現実的な対処法。
物理ダメージ限定でもないため、
スタティックシヴ+毒蛇の牙でAoE化できる。
ピック率が2.69%しかなく、
あまり実戦で見かけることはない。
アジール
13.10:52.82%(33/163位)
→13.11:55.14%(4/163位)
今シーズン継続的に調整されてきたアジールが
遂にARAMでOP化。
過去に弱い期間が長すぎたため
ARAM調整が強力な点もポイントで、
与ダメ | 被ダメ | 回復等 | その他 |
---|---|---|---|
+5% | -5% | なし | (W)のLv1でスタート スキルヘイスト+20 攻撃速度増加量 +0.025 |
このような全面的なバフが付いている。
これに基礎性能が伴えば当然OPになる。
Qの序盤CDとWの射程&APレシオが向上し、
序盤も終盤もパワーが上がった。
ほとんどのADCの射程外から殴れるのが魅力で、
やや苦手な心の鋼タンクも勢いは下火。
自然の力がナーフされた点も追い風になっている。
- ロッドオブエイジス
- ナッシャートゥース
- ラバドンデスキャップ
この3コアからダメージレースに負けることはほぼ無く、
現在のキャリー力はケイル並。
TierS
- ソナ
- ミリオ
- ゼリ
- ヴェックス
- リヴェン
- ケイル
- ビクター
新顔としてゼリがTierS入り。
ただし、こちらはビルドによるもの。
基本的には引き続きメイジが強い環境。
ソナ
勝率はほぼ横ばい。
ムーンストーンの連鎖が修正され、
範囲シールドでも連鎖するようになった。
ヘリアの残響のナーフもあり、
13.11からはムーンストーンが勝率1位のようだ。
ゼリ
13.10:51.32%(77/163位)
→13.11:54.68%(7/163位)
ゼリが大きく勝率を伸ばしているが、
これはビルドの安定化によるもの。
新クリティカルミシックのお試し期間が終わり、
- トリニティフォース
- タイタンハイドラ
- ルナーンハリケーン
このビルドが第一択になった。
ビルドごとの勝率はほぼ変わっておらず、
正しいビルドが選ばれるようになっただけ。
ビルドに関しては以下を参照。
TierS-
- ブラッドミア
- レク=サイ
- ジャンナ
- タリヤ
- レネクトン
- エズリアル
与ダメ-5%調整されたブラッドミアはこの位置。
勝率-3.5%程度に留まった。
レク=サイ
13.10:45.94%(159/163位)
→13.11:54.51%(13/163位)
レク=サイが最底辺から一気にOP化。
かなり昔から苦しんでいる期間があったため、
与ダメ | 被ダメ | 回復等 | その他 |
---|---|---|---|
なし | -15% | 回復量 +20% | 行動妨害耐性 +20% |
ARAM調整はかなり強力な内容になっている。
"アサシン"として扱われていたため、
行動妨害耐性+20%まで獲得していた。
今パッチで、
- パッシブの体力回復が最大体力割合に
- QのCDが大幅に低下
このようなファイター向けのバフを受けたことで
異次元の耐久力を持つフロントラインとして生まれ変わった。
ゴアドリンカーを持って体力を伸ばすだけで
とてつもない耐久力であり、
AoE化するAAと確定ダメージのお陰で戦闘力も高い。
最前線でAAしているだけでどんどん有利になる
お手軽キャリーファイターが完成した。
レネクトン
13.10:50.00%(110/163位)
→13.11:54.29%(16/163位)
EとRのCDがバフされたレネクトン。
元々、集団戦の能力自体は高めなファイターだが
仕掛けに必須のEとRのCDがARAMのテンポに合っていなかった。
特にRは120秒固定から120/100/80秒になり、
頻繁にマーク/フラッシュからのエンゲージが狙える。
自分から仕掛けられるならレネクトンは強い。
ピックアップ
ストームレイザー
13.10で初手ストームレイザーが勝率1位だった
- ジン
- ジンクス
- ケイトリン
- ザヤ
- シヴィア
上記チャンピオン群は、
いずれも初手スタティックシヴが勝率1位になった。
ジンですらシヴに流れそうな状況であり、
シヴの集団戦ダメージはARAMで高い評価になっている。
スタティックシヴ
基本ダメージが増えたスタティックシヴだが、
問題はそこよりもAPレシオ。
13.10が終わり、統計を確認したところ
- ミシックアイテム
- シャドウフレイム or ラバドンデスキャップ
- スタティックシヴ
3コア以降でスタティックシヴを買うメイジのビルドが
オフメタながら非常に勝率が良い。
現在、筆者も実戦で使用感を確認中。
後日ビルドをまとめて投稿予定。
必須ミシック少なめのメイジなら
幅広く使える可能性がある。
明確に弱いパターンもあり、ビルドはやや繊細。
妖夢の霊剣 vs ドラクサーダスクブレード
- ジン
- セナ
- ドレイヴン
- グレイヴス
- パイク
13.10で妖夢が勝率トップだった上記チャンピオン中、
今でも妖夢が強いのはドレイヴンとパイク。
残りの3名はドラクサーになった。
ただし、ドレイヴンにはトリニティフォースという
新たなスノーボールビルドも出現している。
スキルダメージがよほど少ないチャンピオンでなければ
ARAMでは基本的にドラクサーで良いだろう。
オレリオン・ソル
13.10:54.05%(16/163位)
→13.11:46.62%(157/163位)
本体とARAM調整のナーフが重なり、
一気に最底辺まで勝率を落としたオレリオン・ソル。
この勝率でもピック率は未だに8%と高い部類。
ARAMユーザーは人の流れにややタイムラグがある。
とはいえ、ライアンドリーの勝率は49%程度ある。
弱いミシックが勝率を下げている
見かけよりはマシなタイプ。
ただ、以前ほどの圧倒的なキャリー力が失われたことは確かだ。
レル
13.10:51.60%(71/163位)
→13.11:46.15%(160/163位)
プチリワークされたレルだが、
一気に勝率を落としてしまった。
が、6/3にホットフィックスが入り
ステータス、パッシブ、Q/W/E全ての数値が向上した。
全面的なバフ。
Wのノックアップ時間等も上がっているため、
ホットフィックス後の勝率に期待。
カリスタ
13.10:47.87%(150/163位)
→13.11:49.69%(122/163位)
全体的にバフされたカリスタだが、
ARAMではやはり芳しくない。
前よりは確実にマシになっているが、
ADCとしてはパワー不足。
なお、グインソーよりIEの方が好調になった。
ツイステッド・フェイト
13.10:49.45%(124/163位)
→13.11:49.41%(128/163位)
バフされたのに勝率を落としている
おもしろチャンピオン。
原因はグインソービルドのピック率上昇だった。
メイジビルドは非常に強力で、
3コアシヴとの相性も非常に良い。
グインソーを考慮しなければTierSクラス。
まとめ
- アイバーン、アジール、レク=サイがトップTier入り
- ストームレイザーよりスタティックシヴを選ぶ
- 妖夢よりドラクサーを選ぶ
レク=サイは赤月の刃にオムニヴァンプが付いていた頃以来の強さ。
OPにお世辞にも人気とは言い難いマイナーチャンピオンが並ぶ。
3体とも練習するなら今がチャンス。
スタティックシヴはかなり暴れており、
ADCで強力なのはもちろん
メイジの悪用がやや目立つ。
サモリフで暴れない限りナーフは無さそうだがどうなるか。
アサシン以外ほぼ全てのロールが上位に顔を出せており、
環境の多様性としては引き続き良好なパッチになりそうだ。