今パッチのTierSチャンピオンの一覧。
※Gold+/Global統計/順位は執筆当時
Tier list
TierS+
- ブラッドミア
- アニー
- ソナ
- リリア
ケイルとシェンが落ち、
ほぼ突き上げるような形でメイジ4人が昇格。
ケイルは勝率の良くないグインソーが
ミシックの第一択になってしまったため。
リフトメーカーであれば勝率は以前と変わらない。
ケイルの集団戦を支える炎の波動は
グインソーでは追加されない。
"On-Hit effect" ではなく "On-Attack effect" であるため。
シェンはARAM調整ナーフの影響で低下。
それでもTierA前後には残っている。
ソナを初めとして、
今パッチはエンチャンターが強い。
エンチャンターアイテム全体にバフ傾向の変更が入り、
特にヘリアの残響を使いこなせるエンチャンターは
順位を上げている。
TierS
- ミリオ
- ガリオ
- コグ=マウ
- ビクター
- リヴェン
- ヴェックス
- ジャンナ
前パッチから姿を消したのは
- セナ
- ニーラ
- フィオラ
- エズリアル
この辺り。
Critアイテム変化にまだ適応していないマークスマンと、
ディヴァインサンダラーが変更されたフィオラ。
ガリオ
パッチ前からTierA+だったガリオだが、
- 最強ミシックだったイーブンシュラウドの強化
- アビサルマスクの強化
- フィンブルウィンターの強化
この辺りが影響して順位を上げた。
自然の力のナーフは残念だったが、
元よりアビサルマスクの方が強かった。
むしろユーザーがアビサルマスクに流れ、勝率を上げている。
コグ=マウ
Tier上位のマークスマン中、
唯一順位をほぼ変えなかったのがコグ=マウ。
- 新グインソーが最も合うマークスマン
- APビルドでロストチャプターのバフも受けている
この2点が主な要因。
新グインソー最強の要素である
ミシックボーナスのAR&MR割合貫通を
最も活かせるのがコグ=マウ。
ビルドが固まればもう少し勝率を上げる余地がある。
ビクター、ヴェックス
- 200G安くなったロストチャプター
- AP+40%になったラバドンデスキャップ
この2点でメイジも着実に勝率を上げている。
ロストチャプター+ブーツのスタートが弱いはずがない。
TierS-
- シンジド
- ノーチラス
- ケイル
- チョ=ガス
- レナータ・グラスク
- オレリオン・ソル
ノーチラス
- イーブンシュラウド
- アビサルマスク
ARAMタンクの隠れOPアイテムである
この2アイテムの採用率が比較的高いのがノーチラス。
バフの影響で2アイテムのピック率が上昇し、
Tier上位に食い込んできた。
アビサルマスクのピック率は
13.9:7.72%
13.10:14.83%
と、ほぼ2倍になっている。
ピックアップ
マークスマン
個別解説の前に、マークスマン(ADC)全体。
初手ストームレイザービルドの強さは圧倒的だが、
多くのARAMプレイヤーがビルドに適応できていない。
- クラーケンスレイヤー
- イモータルシールドボウ
- ゲイルフォース
これらの旧ミシックを初手で買うプレイヤーが非常に多く、
ADCは全体的に勝率で伸び悩んでいる。
ビルドが固まってくれば勝率を伸ばす余地はある。
もっとも、それまでにCritアイテムがナーフされない保証もない。
ジン
13.9:51.35%(75/163位)
→13.10:53.95%(20/163位)
インフィニティエッジという新たなミシックを手に入れ、
真のフルADビルドが可能になったお陰で勝率を伸ばした。
ドラクサー等を軸にした脅威フルADもオフメタながら高勝率で、
- 脅威ミシックを買う
- コレクターかマナムネでADを限界まで高める
- アクシオムアークでRを撃ちまくる
こんな戦い方ができる。
ビルド順は好みで入れ替えても機能する。
敵ARが低ければRだけで半壊するビルド。
ヴェイン
13.9:52.75%(38/163位)
→13.10:48.73%(135/163位)
グインソーの悪い影響を受けたのがヴェイン。
新グインソーの要素が全く合っておらず、
ただただビルドが弱体化してしまった。
- 30AP
- AR&MR貫通
特にこの2要素はほぼ死んでいると言ってよい。
ARAM超オフメタのリフトメーカービルドも、
グインソーがミシック可してしまいほぼ使用不可に。
1コアアイテムでまだマシなのが王剣とシヴ。
レイトゲームのパワーは変わらず高いため
王剣やシヴでなんとか序盤を凌ぎ、
4~5コアに賭けるプレイが必要。
ニーラ
13.9:54.60%(9/163位)
→13.10:50.74%(93/163位)
イモータルシールドボウを失い
ビルドが迷走しているらしい。
- ラヴァナスハイドラ
- ブラッドサースター
- ナヴォリクイックブレード
これでOK。
新イモシは買うなら4コア以降。
ディヴァインサンダラー系チャンピオン
- フィオラ
- カミール
- ウーコン
- ジャックス
この辺りのチャンピオンについて。
ディヴァインサンダラーがナーフされ
トリニティフォースがバフされた今、
あえてディヴァインサンダラーに拘る意味は薄い。
13.9まではディヴァイン>TFだったが、
13.10ではほぼ全チャンピオンで勝率が拮抗している。
- 心の鋼タンクとの対面
- 同種のディヴァイン系チャンピオンとの対面
この2パターンではサステインで殴り勝つために
ディヴァインを選ばざるを得ない場面もある。
が、それ以外ではトリニティフォースの
キャリー力を信じて戦える試合も増えた。
相手が柔らかい試合では特に強い。
エンチャンター
全体的に勝率を上げているエンチャンター。
ヘリアの残響は特に強力で、
多くのエンチャンターで最高勝率になっている。
とはいえ、スタック獲得を考えると
- 敵にコンスタントにダメージを与えられる
これが使いこなすための条件になる。
例えばミリオではダメージが乏しいため、
シュレリアの方が勝率が高くなっている。
相手のレンジによっては
エンチャンターが攻撃レンジに入れないこともしばしばあるため、
相手を見て選択するアイテム。
使いこなせる試合では無類の強さを誇る。
まとめ
- Tier上位はメイジを中心とした環境
- ヘリアの残響が使えるエンチャンターもOP
- ADCもビルドが固まれば伸びる余地あり
無条件のバフを受けたメイジがARAMを席巻。
心の鋼タンクが少しずつ上位から消えてきたため、
タンク対策をしなければ負ける、という試合も
減ってきたように感じる。
全体的に高ダメージの環境になってきたため
キレイな集団戦の形を構成するより
"やるかやられるか"の博打を打った方が
却ってよい結果になる場合もちらほら。
コレクターやトリニティフォースで押し切るビルドで特に顕著。
難しいことは考えず、
キルを集めてスノーボールできれば勝ち。