今パッチのTierSチャンピオンの一覧。
※Gold+/Global統計/順位は執筆当時
Tier list
TierS+
- アニー
- ベイガー
- ケイル
- セナ
アニー
ARAM調整でナーフを受けたが、
それ込みでまだOP。
アニー:与ダメージ:100% ⇒ 95%、シールド補正値:100% ⇒ 80%
ビルドも変わらず、
仮面+E上げでの理不尽なパワー。
ベイガー、ケイル、セナ
タワーの強化により
平均試合時間が増加し、
レイトキャリーがOP復帰。
時間が全てを解決するケイルは特に顕著。
パッチ | 勝率 | 順位 | 備考 |
---|---|---|---|
12.22 | 56.12% | 4位 | |
12.23 | 51.84% | 66位 | デスタイマー短縮 |
13.1 | 51.66% | 66位 | |
13.3 | 52.80% | 32位 | 本人にバフ |
13.4 | 54.72% | 13位 | デスタイマー延長 |
13.5 | 56.36% | 3位 | タワー強化 |
ケイルが最も強くなる
Lv16以降に到達できる試合が増えていることが伺える。
レイトキャリー以外のチャンピオンも
Lv18&フルビルドを考慮したビルドを組みたい。
TierS
- ブラッドミア
- シェン
- リリア
- マスター・イー
- ゼリ
- ジンクス
- ソナ
ブラッドミア、リリア
レイト&集団戦メタで輝く両名。
13.4からいい位置にいたが、
コズミックドライブの変更が追い風となり
集団戦を破壊する試合が増えている。
コズミックドライブ
削除 体力:+200 ⇒ +0
魔力:+65 ⇒ +90
集団戦をキャリーするなら
体力200よりも25APの方が効く。
ジンクス
レベルアップ毎のASがバフされたジンクス。
基本ステータス
レベルアップごとの攻撃速度:1% ⇒ 1.36%
W - シビレーザー!
マナコスト:50/55/60/65/70 ⇒ 40/45/50/55/60
スロウ効果:30/40/50/60/70% ⇒ 40/50/60/70/80%
試合時間が伸び、
Lv18に到達しやすくなった現パッチでは
このバフの恩恵が高かった。
ゼリ、アフェリオスと並んだ
集団戦のスーパーキャリーとして活躍している。
TierS-
- ナサス
- ニーラ
- シンジド
- フィオラ
- ラムス
- オレリオン・ソル
試合時間延長に伴いナサスも微強化。
顔ぶれはあまり変わっていないが、
プレートスチールキャップのバフにより
- フィオラ
- カミール
- イラオイ
この辺りがやや順位を落とし、
代わりにラムスが入ってきた。
AAファイターのOPが覆るほどの影響はなく、
あくまでパワーの微減に留まった。
ピックアップ
アジール
13.4:51.67%(66/162位)
→13.5:53.60%(21/162位)
13.5でプチリワークされたアジール。
サモリフでは3%も勝率を落としたのだが、
ARAMでは実は強化に繋がっていた。
様々な要因があるが、
代表的な理由はまず3つ。
- マナ不足にならない
- ARAM調整のお陰でポークだけでも強い
- Wのレベルスケールが試合時間の増加と噛み合った
マナ不足にならない
現在のアジールが抱える1つ目の問題点は
序盤のマナが厳しすぎることなのだが、
ARAMではロストチャプターと冷静沈着で乗り切れる。
苦手な最序盤をスキップできる。
ARAM調整でポークが強い
現在のアジールのARAM調整が以下。
チャンピオン | 与ダメージ | 被ダメージ | 回復等 | 備考 |
---|---|---|---|---|
アジール | +10% | -5% | (W)のLv1でスタート スキルヘイスト+20 攻撃速度増加量 +0.025 |
与ダメ+10%とスキルヘイスト+20は
ポークメイジにとって最高レベルのバフ。
ASを奪われたアジールだが、
ARAMでは中盤までW>Qのポークだけでダメージを出せてしまう。
Wのレベルスケール
旧Wの基礎ダメージ推移が以下。
Lv1~8では2~3ダメージ、
Lv9~11では5ダメージ、
Lv11~18では10ダメージ上昇する。
納得感のある推移。
対して、新Wの基礎ダメージ推移が以下。
Lv1~10では2~3ダメージ、
Lv10~13まで5ダメージ、
Lv14~18は15ダメージ上昇する。
旧WではLv11から大きく伸び始めていたのが、
新WはLv14まで伸びが悪くなった。
攻撃速度のナーフに加えてこれがあまりに厳しく、
サモリフの序盤はボロボロになっている。
しかし、現在のARAMはレイトゲームメタ。
Lv14以降に到達することは難しくなく、
この変更が全く苦にならなかったことも後押ししている。
様々な要因が重なり、
ARAMアジールは結果的に非常に強くなった。
序盤のポークも終盤の集団戦も活躍できるOPキャリー。
ユーミ
13.4:38.53%(162/162位)
→13.5:53.09%(39/162位)
ユーミが地の底からジャンプアップ。
ほぼリワークされたユーミ。
サモリフでも復活しているが、
ARAMも同じく上位の仲間入り。
- 回復&シールドの基礎値もAPレシオも強い
- マナの割合消費が無くなった
- Rの防御増加でキャリーのプロテクト能力激増
この辺りが大きな要因となっている。
スカーミッシャーだけでなく、
ADCに付いてももちろん強い。
APよりもサポートビルドの方が成績が良い。
が、APレシオが良いためラバドンにも行く。
ウディア、ライズ
ウディア
13.4:55.07%(6/162位)
→13.5:52.26%(55/162位)
ライズ
13.4:55.35%(4/162位)
→13.5:52.13%(59/162位)
ARAM調整ナーフを受けたOP二人。
- ライズ:与ダメージ:110% ⇒ 105%
- ウディア:与ダメージ:105% ⇒ 100%
TierS+からTierA-に揃って落ちた。
OPチャンピオンの調整は
与ダメ-5%が順当なナーフ。
もっとも、ウディアは弱いビルドを抱えてこの位置。
ジャックショーやレディアントは
未だにTierS級の勝率を誇っている。
タンクにも関わらず行動妨害耐性+20%が
なぜか付与されているのが原因。
ヘカリム
ヘカリム
13.4:44.91%(160/162位)
→13.5:47.27%(154/162位)
13.5で唯一ARAM調整がバフされた。
- ヘカリム:与ダメージ:100% ⇒ 105%
勝率は2%ほど上がったが、
元が低すぎてこれでもまだ下層。
とはいえ、旧来のビルドイメージに依る
2コアデスダンスが大きく勝率を下げているのがヘカリム。
スキルヘイストが非常に重要なヘカリムで
現在のデスダンスは序盤に買うべきではない。
- ディヴァインサンダラー
- マナムネ
- ラヴァナスハイドラ
このビルドは実はまだかなり高勝率。
なお、4コア以降のデスダンスは強い。
同じアイテムであっても
購入順だけで大きく勝率が変わる
珍しいチャンピオン。
まとめ
- レイトキャリーがOP
- アジール、ユーミは強チャンピオンの仲間入り
- 終盤を見据えてゲームを進める
フルビルドのレイトキャリーが
集団戦を破壊して終わることが増えてきたARAM。
ベイガー、ケイル、セナやナサスは
ロード画面の段階で既に勝ちがほぼ決まるような場面も
ちらほら見受けられる。
周りを支える、あるいは相対するチャンピオンも
レイトゲームを見据えたビルドを選ぶ必要がある。