今パッチのTierSチャンピオンの一覧。
※Gold+/Global統計/順位は執筆当時
Tier list
TierS+
- アニー
- ベイガー
- シェン
- ライズ
アニー
13.3:64.01%(1位)
→13.4:61.44%(1位)
EもRもナーフされたアニーだが、
ARAM勝率では依然1位。
味方にEを付けるだけでトレードに勝利できるデザインが、
ARAMで強すぎる。
サモリフで同様のプレイをするならサポートになるが、
あちらでOPになるにはゴールドが足りない。
サモリフは基礎シールド量のナーフがしっかり働いている。
ARAMではビルドを進めながら
シールド特化のプレイができてしまう点がOP。
ベイガー
13.3:51.57%(67位)
→13.4:56.20%(2位)
QとWの射程がバフされたベイガーが
予想通りARAMOPに。
敵が5体いるARAMでは
スキルヒットによるスタック増加が容易。
射程が増加したことで
スタック増加率がサモリフ以上に上昇した結果。
なお、ミシックはRoAがOP。
ほぼ純粋なダメージ能力でこの成績なので、
ARAM調整を付けるならジグス並のナーフが必要になりそう。
シェン
13.3:54.27%(11位)
→13.4:55.72%(3位)
元々強い位置にはいたシェンだが、
このタイミングでTOP3まで上がった。
13.4ではシェン本体、関連アイテム共に
変更されていない。
最も大きく働いたのはデスタイマーの短縮と、
それに伴う試合時間の延長。
ARAMのシェンは心の鋼ビルドで、
試合時間に応じて右肩上がりに勝率が上がるタイプ。
- 心の鋼
- サンファイアイージス
- タイタンハイドラ
このビルドと本人のHPレシオが噛み合い、
試合時間の増加を恩恵として受けた。
ナーフ続きのサイオンが勝率を上げた理由も心の鋼。
TierS
- フィオラ
- ブラッドミア
- ウディア
- ニーラ
- サイオン
- ゼリ
- マスター・イー
トップから転落したウディアと、
試合時間延長で上がってきたサイオンがランクイン。
タンク&メイジという
奇妙なメタが成立しつつある。
ウディア本体のナーフがこれで一旦終わるなら、
あとはARAM調整が入らない限りこのままになりそうだ。
サイオンに関しては心の鋼がある限りパワーが揺らがない。
被ダメージ+20%にするしかない。
マスタ・イーは長らくこの位置。
ジャガーノートが消えてから
ADビルド(脅威/Crit)の調子がずっと良い。
TierS-
- セナ
- カミール
- ケイル
- ナサス
- シンジド
- チョ=ガス
上がってきたチャンピオンに共通するのは、
試合時間が伸びるほど強くなるという点。
デスタイマー短縮の影響が顕著に現れている。
セナ
13.3:49.46%(116位)
→13.4:54.81%(12位)
本人のバフと試合時間の延長が重なり
一気に順位を上げた。
AS反映率が上がったが、
昔ながらのARAMビルドのまま
- 赤月の刃
- マナムネ
- インフィニティエッジ
これがコアアイテムでよさそうだ。
ケイル
13.3:52.80%(32位)
→13.4:54.63%(14位)
セナに比べれば上げ幅は控えめだが、
こちらは本人のバフは無し。
デスタイマーが短縮された12.23以来
低勝率が続いていた。
試合時間の延長だけでも勝率が上がる
代表的な例だろう。
チョ=ガス
13.3:52.32%(43位)
→13.4:54.43%(17位)
セナと同じく、
本人のバフと試合時間の延長が重なったタイプ。
しかも心の鋼。
タンク要素が実質的に高HPしかないため
割合ダメージの数によってはあっさり負けてしまう。
が、終盤のチョガスはそれだけで脅威。
ARAMではタイタンハイドラと悪魔の抱擁の両積みも可能で、
心の鋼タンクの例に漏れずスケールでもそれなりに優秀。
ピックアップ
アジール
13.3:50.89%(86位)
→13.4:51.52%(72位)
マナ減少の代わりにダメージ増加という
ARAMで強そうな調整を受けたアジールだったが、
期待していたほど順位が伸びなかった。
ところで、
ARAMアジールのビルドは多くが間違っている。
シンドラやカルマと同じく、
ARAMでは中距離戦闘が軸になるこの手のメイジは
ナイトハーベスターがOPアイテムになる。
仮面を選ぶほど射程と攻撃範囲がなく、
ルーデンを選ぶほどバーストに特化できないメイジは
ナイトハーベスターが最も優れたダメージアイテムになる。
本来はマナがネックになるところだが、
ARAMでは冷静沈着で解決できるため成立するビルド。
オレリオン・ソル
13.3:54.18%(13位)
→13.4:52.97%(34位)
ARAM調整でナーフされたソルは
TierAに落ち着いた。
とはいえ、バフ調整が消えて
±ゼロに戻っただけ。
スケールで勝負できるタイプなので、
メタ的には合っている。
ジャーヴァンⅣ
13.3:55.78%(4位)
→13.4:54.09%(22位)
Wがナーフされてしまい勝率低下。
短い王座だった。
それでも高勝率の部類で、
頼りになるファイターの一人。
エンゲージを担えることと、
- ファイタービルド(ゴアドリンカー)
- タンクビルド(心の鋼)
- アサシンビルド(赤月の刃)
ビルドにフレックス性があるのがよい。
マルファイト
ARレシオが増加したが、
チャンピオン勝率はほぼ横ばい。
ARAMでは70%以上の人がAPビルドに進む。
不死者の握撃選択時の勝率はというと、
3~4%上昇した。
紛うことなきOP。
アフェリオス
13.3:51.05%(82位)
→13.4:52.28%(50位)
攻撃速度(W)の上昇率が上がった。
チャンピオン順位はそれなりに上昇。
Q>E>Wが強いのは依然変わりないが、
ほぼ使い物にならなかったW>Q>Eが
Q>W>Eと同レベルの水準に上がった。
敵にタンクが多く、
- 脅威(E)が刺さらない
- 低ASが足枷になる
というような試合であれば、
W>Q>Eも一応選択肢になってくるだろう。
総括
- 試合時間延長により、レイトキャリーが強い
- スケールのよいメイジが上位チャンピオンの中心
- 心の鋼を持つタンクは無条件に勝率を伸ばした
デスタイマー短縮が最も大きなニュースだった。
勝率の変動も試合時間に最も影響されたようだ。
上位のチャンピオン以外でも、
4コアや5コアを想定したレイトゲーム寄りの
ビルドを進めると良いだろう。
割合貫通や割合ダメージの優先度を上げたい。
ルーンでは
- リーサルテンポ
- 征服者
- 不死者の握撃
- 切り崩し
- 強まる嵐
- 超成長
この辺りが代表的なレイト寄りの選択肢。
迷ったらこれらを選びたい。