今パッチのTierSチャンピオンの一覧。
※Gold+/Global統計/順位は執筆当時
備考
12/9のミッドパッチ1で多くのARAM調整が変更されたため、
今回は7日間の統計を使用する。
(12/9~12/15の統計期間)
ミッド1で12.23当初の上位勢が軒並みナーフされたため、
Tier上位に直接的に影響した。
12/14にはミッドパッチ2も入っているが、
まだデータが上がってきていない。
一部チャンピオンは
ここから更に変動する可能性もある。
あくまで暫定的な順位として。
ミッドパッチ1、ミッドパッチ2については
以下の記事で解説。
Tier list
TierS+
- ダリウス
- モルデカイザー
- イレリア
- ニーラ
12.23当初のOPチャンピオンの中で、
ギリギリナーフされなかったチャンピオン達。
非常に単純な面子。
ダリウス、モルデカイザーは
心の鋼がOPでは無くなったものの
代わりにジャック=ショーがOP。
ジャック=ショーが消えても、
彼ら本来AD/APのビルドに戻るだけ。
イレリアもジャック=ショー(+ラヴァナス)ビルドだが、
元のディヴァインが活きている。
ジャック=ショーもラヴァナスもナーフされているが、
帰る場所があるため安泰。
ニーラも元々強かったのが、
ラヴァナスで更に上がっているタイプ。
ARAM調整でおしおきされなければ
ラヴァナスが消えても残るだろう。
4チャンピオンとも、
- 元々ARAMで強かった
- しかも、流行りのアイテムで強いビルドを見つけた
- その上、周りのOPがいなくなった
という一連の流れでS+まで上がってきた形。
- セト(心の鋼のシナジー)
- ヘカリム(ラヴァナスハイドラのシナジー)
- ラムス(ARAM調整が強すぎた)
この辺りの特殊なOPチャンピオンが消えると、
純粋に集団戦のダメージ&サステインが強いタイプが残る。
今年中盤からのARAMの根本的な傾向は変わっていないようだ。
TierS
- フィオラ
- ゼド
- レンガー
- アーゴット
- ベル=ヴェス
- マオカイ
- ウーコン
フィオラはS+勢と同様の
高ダメージ&高サステインファイターとして。
ゼド、レンガーは12.22で入った行動妨害耐性+20%に加え、
ラヴァナスを使いこなせる点がOP理由。
レンガーはブッシュの増加も嬉しい。
アーゴットはナーフされてもなお
心の鋼の相性がかなり良い。
元々フロストファイアを選んでいたため、
それよりは遥かにマシ。
ベル=ヴェスはジャック=ショービルドが強かった。
ミッド2でジャック=ショーはナーフされたが、
イモシビルドも同レベルで強いためまだまだ安泰。
マオカイもジャック=ショーに支えられていたが、
個人的にはレディアントの方が合っている印象。
レディアントがナーフされるまでは強いはず。
ウーコンは元々のポテンシャル+ラヴァナスでこの位置。
ラヴァナスもナーフされたが、
TierS前後にいることは変わらないだろう。
TierS-
- ドクター・ムンド
- イラオイ
- クレッド
- サイオン
- カタリナ
- カ=ジックス
この辺りから、
ミッド1でナーフされた
元OPが現れ始める。
ムンド、サイオンはまだ心の鋼が強い。
ムンドはミッド2でナーフされたが、
根本的なパワーは残りそうだ。
面白いのはイラオイ。
ラヴァナスが隠れOPなタイプで、
ディヴァイン→ラヴァナスが強い。
クレッドは心の鋼ナーフ後も
ジャック=ショーで戦えていた。
その他ゴアドリ、赤月、ディヴァインも残っており、
かなりビルドが幅広い。
カタリナもタンクビルドを中心にまだ強い。
タンクが消えたら元のディヴァインOHEに戻るだけ。
カ=ジックスはアサシンバフが効いている。
ラヴァナスも強いタイプで、
中距離でポーク軽減が作動しない範囲での
ポークを狙える。
ピックアップ
カ・サンテ
12.22:47.78%(143位)
→12.23:54.52%(18位)
間違いなく今パッチ最大の成功者。
- 心の鋼が諦められた
- 本人のバフ
- マップに壁が追加された
と、様々な上げ要因が重なってこの位置。
ジャック=ショーのナーフは残念だが、
まだ致命的なラインではないだろう。
集団戦のパフォーマンスは元々高いタイプで、
ARAM調整が入るまでは活躍が見込めるはず。
カサディン
12.22:54.10%(24位)
→12.23:53.63%(32位)
12.22:行動妨害耐性20%+RoAが強かった
12.23:Eバフで超OP
ミッド1:ARAM調整ナーフで元に戻る
…という、勝率の乱高下を繰り返した点でピックアップ。
12.23当初(画像右の山)では
TierS+の勝率だった。
結局、ややマイナスに落ち着いて入る。
とはいえ現在も強い部類であることは変わりなく、
後半のキャリー力は確かなもの。
エイトロックス
12.22:54.98%(14位)
→12.23:51.93%(70位)
ミッドパッチ1ナーフ組その1。
エイトロックス 与ダメージ+5%,被ダメージ-5%→与ダメージ0%,被ダメージ0%
2022シーズンのARAM上位を守り続けたエイトロックスが
ついに陥落。
-5%,+5%の調整だが、
影響は大きかった。
耐久力をサステインでカバーするタイプのため、
被ダメージ調整が抜けるとこうなってしまう。
とはいえ、被ダメージマイナスに頼った
赤月ビルドが難しくなっただけで、
ジャック=ショーとラヴァナスのビルドは生きていた。
(ミッドパッチ2のナーフでどうなるかは不明)
同じような調整で強くなっているダリウスもそろそろ危ない。
セト
12.22:57.37%(1位)
→12.23:53.25%(38位)
ミッドパッチ1ナーフ組その2。
セト 被ダメージ+5%→被ダメージ+10%,スキルヘイスト-20
被ダメージ+5%にスキルヘイスト-20まで付いたが、
逆にこれでもまだTierA。
元々の耐久力と集団戦能力の高さが出ている。
やはり現在のARAMはある程度の耐久&サステインが正義で、
それに加えてダメージを出せるか否か、という環境か。
ヘカリム
12.22:56.93%(2位)
→12.23:52.26%(59位)
ミッドパッチ1ナーフ組その3。
ヘカリム 与ダメージ+10%,被ダメージ-10%→与ダメージ0%,被ダメージ-5%
ラヴァナスハイドラで暴れていたヘカリムが、
ARAM調整ナーフでついにOP陥落。
しかし、チャンピオン勝率が下がっただけで
- ラヴァナスハイドラ
- ジャック=ショー
- マナムネ
と進む特殊なビルドなら
未だ57%前後のOP勝率があった。
(ミッドパッチ1時点)
とはいえ、ミッド2では
ラヴァナスもヘカリム自身もナーフされたため、
流石にそろそろ厳しくなってきそう。
ミッドパッチ1のバフチャンピオン
- アジール 攻撃速度増加量+0.025%,スキルヘイスト+20
- アフェリオス 与ダメージ-5%→与ダメージ0%
- ドレイヴン 被ダメージ0%→被ダメージ-5%
- カイ=サ 被ダメージ0%→被ダメージ-5%
- カリスタ 被ダメージ0%→被ダメージ-10%
- セラフィーン 回復量-40%,シールド量-40%→回復量-20%,シールド量-20%
- ソナ 回復量-20%,シールド量-20%→回復量-10%,シールド量-10%
- ヴェイン 被ダメージ0%→被ダメージ-5%
- ゼリ 与ダメージ0%→与ダメージ+5%
ミッド1でバフされた上記チャンピオンについて。
基本的に、TierC-~Dにいたマークスマンが中心のため
バフされてもTierC前後が関の山だった。
そもそもマークスマン自体が弱いメタであり、
この程度では上がってこれない。
ソナ、セラフィーンだけが躍進しており、
特にソナは53.16%でTierA-。
しかもルーデンが足を引っ張ってこの位置であり、
ムーンストーン(&シュレリア)は勝率57%前後の超OP。
ソナ(&セラフィーン)はいつも通り、
回復量が戻されたパッチではムーンストーンを使えばOP。
総括
- 元のサステインメタに戻りつつある
- ソナも超OP
- 行動妨害耐性+20%が効いた一部アサシンもOP
ラヴァナスハイドラの調整に手間取っているが、
ARAMでは未だに猛威を振るっている。
アサシンの行動妨害耐性20%が効いており、
スノーボールしたアサシンが止まらない試合も多い。
心の鋼タンクが減った点もアサシンには追い風。
サポートソナは超OPなので、
対面した場合は真っ先にフォーカスする必要がある。
ミッドパッチで環境が大きく変動しているため、
パッチ内容に応じて柔軟なビルド対応が必要な期間。