今パッチのTierSチャンピオンの一覧。
※Gold+/Global統計/順位は執筆当時
プレシーズン前最後のパッチで、
今年の一つの集大成。
Tier list
TierS+
- ソナ
- セト
- ダリウス
- ニーラ
ソナ
ソナは復活後1位を守り抜いた。
やはり-20%の調整ではOP。
与ダメ | 被ダメ | 回復等 | その他 |
---|---|---|---|
-5% | +10% | 回復量-20% シールド量-20% | なし |
とはいえ、12.16で回復量調整がゼロに戻った時よりはマシ。
2位のセトと勝率上は1%前後の差しかなく、
それほど乖離していない。
ソナが弱いARAMというのもどこか寂しいため、
この調整で良いのかもしれない。
サステイン系ファイター
セト、ダリウス、ニーラに共通するのは、
高いサステインを持つこと。
選ぶミシックも三者三様だが、
この3体のストロングポイントはサステインで共通している。
この"サステイン系ファイター"の躍進は
12.10の耐久力パッチ以後、特に顕著だった。
全チャンピオンの耐久性が向上し、
平均戦闘時間が長くなったことで
得意の殴り合いに持ち込める場面が増えたことが理由。
なお、厳密にはファイター寄りのジャガーノートと
スレイヤー寄りのスカーミッシャーが混在している。
ここでは「高火力・高サステインの近接チャンピオン」として
"サステイン系ファイター"という一括りにした。
昨年度まではADCとメイジがARAM勝率上位の定番だったが、
今年中盤からは彼ら近接チャンピオンも試合を壊す場面が増えた。
個人的に、
今年のARAMが面白くなった最大の要因。
TierS
- イレリア
- ジャンナ
- ナサス
- モルデカイザー
- アッシュ
- ケイル
- ラムス
ラムス
- サステイン系近接(イレリア、モルデカイザー)
- エンチャンター(ジャンナ)
- 特殊なARAM適正(ナサス、アッシュ、ケイル)
上記の彼らは一般的なチャンピオンだが、
目立つのはやはりラムス。
ARAM調整によるものではなく、
純粋なチャンピオンへのバフだけでここまでのし上がった。
強い相手にはとことん強く
弱い相手にはとことん弱い設計上、
バフされすぎてもサモリフではそれほど暴れないのが要因の一つ。
JGに比べ、ARAMでは装備の自由度も高いため
AP構成相手であっても自然の力一つでなんとかなってしまう。
ダメージの出るタンクとして活躍中。
そもそもタンクというロールは集団戦適正が高い、
ということを改めて実感させられる結果。
TierS-
- シヴァーナ
- ナミ
- セラフィーン
- エズリアル
- タリック
- ジグス
シヴァーナ
12.19でバフされたシヴァーナ。
ARAMではタイタンハイドラ&悪魔の抱擁で
HP変換を重ねるコンボが強く、
そこにバフのAD&APレシオ増加がマッチした。
APビルドもタンクビルドも選べる
柔軟性も魅力の一つ。
APビルドでの圧倒的なアーティラリー性能も
ポーク構成が刺さる試合では当然強い。
パッシブがARAM用に改修されたのは10.25だが、
恐らくこれほど日の目を浴びたのはそれ以来初めて。
せっかく専用パッシブがあるのだから、
これくらいは活躍してもバチは当たらないだろう。
こうなるとアイバーンのパッシブも変えてやってほしいが、
あちらはEだけである程度の勝率が出ているため
やや望み薄。
ピックアップ
カ・サンテ
12.21:41.55%(最下位)
実装直後のパッチでは最下位。
日を追うごとに勝率は改善しているため、
最終的にはもう少し改善するだろう。
とはいえ、どうやらARAM強者ではなさそうだ。
シン・ジャオ
12.20:49.90%(103位)
→12.21:50.99%(85位)
パッシブのADレシオがバフされ、
勝率はやや増加。
元々特段悪い性能ではないが、
これでレネクトンやケインと同等まで上がってきた。
コーキ
12.20:46.51%(156位)
→12.21:47.39%(151位)
基礎ADがバフされたものの、
勝率は微増に留まる。
肝心のTFビルドで勝率が伸び悩み、
むしろイモシで勝率が伸びている。
ビルドの判断が分かれすぎていることもあり、
プレシーズンで噛み合うアイテムが見つかればまだ分からない。
総括
- プレシーズン前最後のパッチ
- 今年はサステインの年だった
- 安定したARAMを遊びたいなら今が最後
プレシーズンでは多数アイテムの変更が予定されており、
それに伴って勝率の乱高下が予想される。
が、的確なARAM調整が即座に入るとは考えづらく、
しばらくは荒れたARAMになる予感。
ある程度安定したARAMを楽しみたいなら
今がラストチャンス。