今パッチのTierSチャンピオンの一覧。
※Gold+/Global統計/順位は執筆当時
Tier list
TierS+
- アーゴット
- ソナ
- ニーラ
- セト
ソナ、ニーラ、セトは前パッチから続投だが、
問題はアーゴット。
アーゴット
12.19:52.86%(36位)
→12.20:55.62%(1位)
勝率55.62%でソナを超え、現在1位。
ただ、今回バフが入ったわけではない。
関連アイテムでステラックの篭手はバフされている。
確かにステラックの勝率は上がっているものの、
アイテムピック率は5%前後しかないため
チャンピオン勝率をここまで跳ね上げるとは思えない。
総合的に見て、何らかのバグや仕様変更が隠れていない限りは
ステラックの勝率向上と上振れが重なった結果だと思われる。
とはいえ、リーサルテンポや悪魔の抱擁(遠隔)のナーフもあり、
アーゴットが活躍しやすい環境になっているのも事実。
恐らく少し経てばS+からは陥落するとは思うが、
それでもアーゴットが強い部類なのは確か。
TierS
- ラムス
- シヴァーナ
- ダリウス
- ケイル
- ジャンナ
- アッシュ
- エズリアル
バフされたラムスがTierS筆頭に。
ラムス
12.19:51.32%/72位
→12.20:54.84%/5位
以前はメイジ相手では手も足も出なかったが、
今は相手を問わず戦えるパワーがある。
エンゲージが可能で、
ダメージが出て、
ガチガチのタンク。
今のARAMで強いチャンピオンの条件。
特に初手ソーンメイルの勝率は
脅威の62.36%。
明らかにOP。
シヴァーナ
バフされた前パッチからの続投だが、
タンクビルドでの悪魔の抱擁シナジーが強く
好調をキープ。
悪魔の抱擁は今パッチで
体力が450→350
APが60→75に調整された。
HPは減ったが、
シヴァーナではAPが増えた方が明らかに嬉しい。
TierS-
- ナミ
- ブラッドミア
- モルデカイザー
- ジグス
- ナサス
- カ=ジックス
長らく居座っていたリリア、
セラフィーンが陥落して、
A+勢が繰り上げ昇格。
リリアとセラフィーンはピックアップで解説。
段々と高ダメージ環境に戻ってきたためか、
ブラッドミアがこの位置に復帰。
バフされたジグスも勝率を微増させ、S-入り。
ピックアップ
リリア&セラフィーン
リリア
12.19:54.01%(13位)
→12.20:53.61%(26位)
セラフィーン
12.19:54.22%(12位)
→12.20:53.72%(21位)
長らくTierSを守っていた2名が陥落。
原因は悪魔の抱擁のナーフ。
体力:450 ⇒ 350
魔力:60 ⇒ 75
遠隔攻撃チャンピオンのティックごとの炎上ダメージ:最大体力の1% ⇒ 最大体力の0.8%
タンクでの運用をナーフする、という説明だったが、
遠隔チャンピオンの割合ダメージがナーフされたことで
メイジが軒並み影響を受けた。
この他にブランド、ザイラなどもランクダウン。
とはいえ、悪魔の抱擁自体が
集団戦であまりにも強いアイテムのため、
相性がよいチャンピオンが積むのは変わらない。
あくまで出力が減らされただけ。
最大5名が同時に炎上する可能性があるため、
理論上の最大DPSが非常に高いアイテムになる。
ウーコン
12.19:50.40%(93位)
→12.20:53.01%(36位)
Rに大幅なバフを受けたウーコンが
勝率を大きく伸ばした。
R - 旋風猿舞
発動ごとの物理ダメージ:対象の最大体力の8/12/16%(+攻撃力の220%)
⇒ 対象の最大体力の8/12/16%(+攻撃力の275%)
Rのダメージは明らかに伸びており、
AoECCだけでなくダメージ源として
集団戦を作る機会が増えた。
結局、Rだけで戦えるわけではなく
状況によっては早めにRのキャストを終えることはあるが、
回り続けるという選択肢も選べるようにはなった。
ステラックのバフも効いており、
以前は黒斧一択だったのが
勝率でほぼ互角になった。
現在は用途と状況に応じて使い分けられる。
ジェイス
12.19:51.08%(75位)
→12.20:53.39%(28位)
ハンマーモードの防御力がバフされた
ジェイスが中盤から上位へランクアップ。
元々ポークが強力だったが、
集団戦の対応力も上がって
勝てる試合が増えた印象。
ARAMも集団戦メタになっていることの表れ。
セナ
今パッチのピックアップではないが紹介。
パッチ | 勝率 | 順位 |
---|---|---|
12.20 | 51.82% | 65位 |
12.19 | 52.54% | 46位 |
12.18 | 53.26% | 31位 |
12.17 | 52.82% | 37位 |
12.16 | 52.90% | 32位 |
12.15 | 56.83% | 4位 |
12.14 | 56.27% | 5位 |
12.13 | 56.70% | 3位 |
12.12 | 57.59% | 2位 |
昨年から今年前半にかけて
常にARAMのOPを守り続けてきたセナが
ここ数パッチ中位に沈んでいる。
直接のナーフを受けたのは12.16。
ARAM調整で以下のナーフを受けた。
与ダメージ -3% ⇒ 与ダメージ -6%、被ダメージ +5%
ナサス同様、試合展開によって育てばキャリー力はあるものの、
以前のような理不尽なキャリー性能は失われているのが現状。
盛者必衰。
総括
- ステラックの篭手がファイターでは有効な選択肢に
- ラムスは超OP
- 全体的に高ダメージになってきた
12.10の耐久力アップデートでダメージ出力が相対的に下がったが、
ここ数パッチで結局少しずつダメージが上がって
元に戻ってきたような印象。
とはいえ、ARAMの上位勢は以前のようなポーク&ADCではなく
ファイターとタンクもまだ戦えている。
いかにタンクでダメージが出るビルドを見つけられるか、
という時代。