多くのバーストメイジの最適解となっている
ナイトハーベスタービルドの概要。
バーストメイジとは？
メイジのクラスは3種類。
- バトルメイジ
- バーストメイジ
- アーティラリー
ざっくり言って、
- バトルメイジは高DPS
- バーストメイジは高バースト
- アーティラリーは高射程
こんな特徴がある。
クラス自体に意味があるわけではないので、
あくまで参考程度に。
バーストメイジのARAMビルド
バーストメイジの例として
シンドラのミシックを見てみる。
サモリフ同様のルーデンが採用率トップ。
だが、ナイトハーベスターが勝率では圧倒的。
低サンプル数の上振れではなく、
過去パッチを遡ってもほぼこの勝率。
実は、いくつかのバーストメイジで
ナイトハーベスターは優秀な選択肢。
- アーリ
- シンドラ
- ニーコ
- カルマ
- リサンドラ
- ヴェックス
- ルブラン
など。
いずれも採用率は低いが、
勝率では好成績を残している。
なぜナイトハーベスター？
ARAMメイジの最強ミシックといえば
ライアンドリーの苦悶。
だがバーストメイジの場合、
ライアンドリーを活かせるほど
ポークの手数が多くない。
次にルーデンとの比較。
| ルーデンテンペスト | ナイトハーベスター |
|---|---|
| 80AP | 90AP |
| 20スキルヘイスト | 25スキルヘイスト |
| 100+10%APダメージ （CD10秒、最大4体） | 125+15%APダメージ （CD30秒、最大5体） |
| 0HP | 300HP |
まず、
上記の要素でナイトハーベスターが勝っている。
パッシブのCDはルーデンの方が短いが、
そもそもポーク手段が少ないため
CD10秒をフルに活かせない。
残るはMR貫通とスキルヘイストの比較となるが、
こちらもビルドの関係上
スキルヘイストの方が良い。
現在、多くのバーストメイジが
- ミシック
- シャドウフレイム
- ラバドンデスキャップ
この3コアを主軸としており、
スキルヘイストを得る手段が限られている。
ここを踏まえると、
ハーベスターの25＋αは嬉しい。
シャドウフレイムのMR貫通は
最大20が2コアの時間にまとめて手に入るのが良い。
ルーデンの6＋5*nはMR貫通としてはスケールが悪い。
（性質上、固定値貫通は数値が高いほど効用が高まる）
また、1＋1～3体にヒットするルーデンに比べて
最高5体にヒットするハーベスターは
集団戦（短時間）でのダメージ期待値が高い。
バーストメイジはポーク手段に乏しいが
AoEダメージが豊富で、
ハーベスターの複数ヒットが現実的。
なぜルーデンテンペストが人気？
サモリフでルーデンほぼ一択の理由は
ハーベスターではマナが足りないから。
ハーベスターではレーン戦を戦えない。
が、頻繁にキルが発生するARAMでは
冷静沈着だけでほぼ解決することができる。
ルーデンテンペストは
マナ＋600を前提としたアイテムであり、
他でマナ問題を解決できるならハーベスターの方が強い。
ナイトハーベスター＋冷静沈着で
マナを解決しつつダメージを出すビルドが
最近のARAMバーストメイジのOP。
ナイトハーベスタービルド Q&A
マナ不足にならないの？
最大マナが少ない最序盤のみ、
冷静沈着だけではマナが足りなくなることがある。
が、レベルアップによりマナが増えてからは
冷静沈着のキル/アシスト時
最大マナ15%の回復で足りる。
マナが足りなくなる場合は
スキルを空撃ちしすぎ。
バーストメイジはポークには不向きなので、
大人しく集団戦を待ちたい。
涙は買わないの？
女神の涙は買わない。
マナは冷静沈着だけで足りるのが
このビルドの根幹にある。
マナミシック無しのセラフは
マナ変換&マナシールドも弱く、
採用する理由がない。
クラリティは？
クラリティは持たない。
ハーベスターの場合、
クラリティだけではそもそもマナは足りない。
ポークで削るビルドでもないため、
戦闘用スペルで集団戦のパワーを上げる。
ルーンは？
メインは自由だが、
サブルーンでは必ず冷静沈着を持つ。
冷静沈着無しでは成り立たないビルド。
持ち込むのを忘れたら、
ナイトハーベスターは諦めた方がよい。
メイン魔導 or 天啓の場合
マナフローバンドやビスケットデリバリーを選ぶことで
最序盤のマナ不足も回避できる。
コアアイテムは？
- ナイトハーベスター
- シャドウフレイム
- ラバドンデスキャップ
- コズミックドライブ
or ホライゾンフォーカス - ヴォイドスタッフ
or バンシーヴェール
こんな形が一般的。
ハーベスター>シャドウフレイム>デスキャップの
3コアが非常に強力。
4コアでスキルヘイストを本格的に補い、
最後はMR貫通やバンシーなど状況に応じて。
ハーベスターの体力は無駄じゃない？
ARAMの場合、
メイジもダメージレースに参加させられて
HPを削られることが多々ある。
この際に高HPは決して無駄にならない。
敵のダメージを受け止め、生き残るためのツールとして
300HPはむしろ集団戦に貢献するステータス。
プロシーンの中継でよく見る
チーム全員のHPを1本のバーとして考える表記が分かりやすい。
HPはチーム全体のダメージ許容量を増やす。
ハーベスターを選ばないバーストメイジは？
- アニー
- タリヤ
- ツイステッド・フェイト
- ブランド
- モルガナ
彼らはハーベスターを持たない。
ポークを行えるか、DoTダメージがあるため
ルーデン or ライアンドリーを活かせる。
- オリアナ
- ベイガー
この2体はマナ消費が多く、
自衛力にも乏しいため
RoA涙ビルドに進む。
まとめ
- バーストメイジのナイトハーベスターがOP
- サブルーンで必ず冷静沈着を持つ
- ポークできないメイジが、集団戦に賭けるためのビルド
いくつかのバーストメイジが使う
ナイトハーベスタービルド。
スキルが当たりさえすれば
最大5人に作用する、というパッシブが
集団戦では非常に強力。
ルーデンテンペストも、
エバーフロストも、
ロケットベルトも、
安定して5人に当てることは難しい。
ルーデン/仮面が勝率50%程度の場合、
勝率53～54%程度は見込めることが多い。
勝率が低そうなメイジを引いても、
ビルドの工夫でなんとかなることもある。