ARAM調整が適用されないアイテム【帝国の司令、ムラマナが強い理由？】

某所で話題になっていた
ARAM調整とアイテムの関係を調査した
Redditのスレッドより。

事実であれば、かなり衝撃的な内容。
※あくまで有志の調査であり、
公式の発表ではない点に注意。

引用元：ARAM champion modifiers interact with items inconsistently

ARAM調整が適用されないアイテムがある

ダメージを与えるアイテムについて、
ARAM調整の与ダメ/被ダメ増減が
きちんと適用されているのか、
有志が調査した結果が以下。

調査によると、

• 与ダメ増減のみ影響するアイテム
• 被ダメ増減のみ影響するアイテム
• どちらも影響しないアイテム

の3タイプが存在するらしい。

1. 与ダメ増減のみ影響するアイテム

もっとも理解しやすいのがこのタイプ。

ライアンドリー、ルーデンテンペスト、
ナイトハーベスター、ディヴァイン、
帝国の司令、クラーケンスレイヤー、
悪魔の抱擁、ソーンメイルが該当。

与ダメ+のチャンピオンが使えば強くなり、
与ダメ-のチャンピオンが使えば弱くなる。
ここだけ見れば順当。

が、このタイプは
相手の被ダメ増減には影響されない。

例えばライアンドリーやクラーケンスレイヤーは
被ダメ-10%のバフを持つ敵タンクに対しても
（本人のスキルやAAと比較して）
アイテムが効果的にダメージを与えていることになる。

例外：帝国の司令

帝国の司令の爆発ダメージのみ、
爆発させた味方の与ダメ増減に影響される。

つまり、アッシュの与ダメ-15%のナーフは
マーク付与時には影響しても
マーク爆発時には無視される。

アッシュの帝国ビルドが現在でも強い原因なら
確かに納得がいく内容。

2. 被ダメ増減のみ影響するアイテム

もっとも被害を受けていそうなのがこのタイプ。

ゴアドリンカーと王剣が該当。

被ダメ+のチャンピオンに対しては強くなり、
被ダメ-のチャンピオンに対しては弱くなる。

一見、増減があるだけに思えるが、
対象アイテムの性質上
敵メレーを相手に使う場面が多い。

メレーは被ダメ-調整のチャンピオンが多いため、
効果が弱まる場面の方がやや多いと考えられる。

被ダメ+%調整のタンクも一定数おり、
そちら相手には王剣は有効。
例：アリスター、オーン、サイオン、
タリック、ムンド、ノーチラス、
マオカイ、レオナなど。

3. どちらも影響しないアイテム

ある意味公平なタイプ。

サンファイア、フロストファイア、
ムラマナ、ウィッツエンド、
タイタンハイドラが該当。

被ダメ増減にも与ダメ増減にも影響されない。

が、与ダメ増減に影響されないということは
与ダメ-%のチャンピオンが使っても
高いダメージを出せることを意味する。
※本人のスキルやAAと比較した場合

例：ジン（与ダメ-10%）のムラマナ
マオカイ（与ダメ-20%）のサンファイア

追記：ガーディアンホーン

個人的な検証として、
トリンダメア（回復量+40%）の
ガーディアンホーンの回復量を試してみた。

Lv3での体力自動回復が同じ
グウェンと比較した。

結果、ガーディアンホーンも、
チャンピオン自身の体力自動回復も
回復量+40%の影響を受けていないようだった。

12.15→12.16で回復量+%が増えたにも関わらず
ホーンスタートの勝率が大きく上がらなかった理由は恐らくこれ。

なお、回復の遺宝は回復量増減の
影響を受けているようだった。

まとめ

• 仮面2種、ディヴァイン、クラーケンは被ダメ-%相手に強い
• ゴアドリンカーと王剣は被ダメ-%相手に弱い
• バミシンダー、ムラマナ、ウィッツエンド、タイタンは与ダメ-%が使っても強い

アイテム間で一貫性のない結果となっているため、
全て事実であればバグに近い状況。

修正を待ちたいが、
ARAM特有の問題であるため期待は薄い。

ムラマナADCの高勝率は
スノーボール性能によるものだと考えていたが、
与ダメ-%の影響を無視していたからだとすると
考え方を改める必要があるかもしれない。