ARAMルブランの特異なビルドについて。
ビルドの趣旨さえ理解していれば活躍できる。
ルブランのビルドまとめ
- スペル:イグナイト+ヒール
- ルーン:フリートフットワーク①冷静沈着②血脈③最後の慈悲 サブ①サドンインパクト②貪欲な賞金首 ◆AS/AD/HP
- スキル:W>E>Q
- 涙適正:☆☆☆☆☆(全く積まない)
- アイテム:シーン+キルヒアイスシャード→ディヴァインサンダラー
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与ダメ | 被ダメ | 回復等 | その他 |
---|---|---|---|
+10% | -10% | なし | 行動妨害耐性 +20% スキルヘイスト +20 |
ARAMルブランの最強ビルド
ARAMのルブランはいつも勝率最底辺。
- そもそも集団戦が苦手
- 視界差が作れない
- 真正面から突っ込むしかない
ARAMは全てが逆風で、
ルブランはアサシンとして全く機能しない。
ARAMでメイジルブランに正面から押し負けるのは
通常は負けた側に問題がある。
そんなルブランが
唯一輝く余地があるのがディヴァインサンダラー。
勝率では確かにAPよりはマシだが
これだけではお世辞にも強いとは言えない。
が、ディヴァインサンダラー選択時の
ルーン勝率を見ると考えが変わる。
ディヴァイン+フリートの勝率は
54.5%と一気に跳ね上がる。
- 魂の収穫
- 不死者の握撃
上記2ルーンを選ぶ約半数のプレイヤーは
恐らくビルドの趣旨を理解していない。
収穫と握撃が勝率を下げているだけで、
ディヴァインサンダラーは有力なビルドだ。
ディヴァインサンダラーでポークする
ルブランのディヴァインビルドとは、
- シーン+キルヒアイスシャードを持つ
- Wで接近して1発だけ強化AA
- すぐにW2で帰る
これを繰り返して敵の体力を削る
ポークビルドである。
以下の3つがコアアイテム。
- ディヴァインサンダラー
- ラピッドファイアキャノン
- ストームレイザー
W>AAで
シーンとエネルギー充填が乗った
大ダメージのAA1発だけを当てる。
ルブランが集団戦を苦手とする理由は、
接近後のスキルコンボが長いから。
Wで飛び込んでも、
コンボを繋げている間に捕まってしまう。
が、W>AA>W2で即帰還するのであれば
プロレベルの反応速度がなければ反撃できない。
しかもAAなので必中。
結果、
反撃不可能かつ回避不可能なポークが行える。
スケールはどうするの?
このビルドを見た時には、
APアイテムがないから、
スケールがすごく悪いんじゃないの?
誰もが抱くはずのこの疑問。
答えはその通りで、
3コアから先では全くスケールしないビルド。
それどころか、2~3コアの時点でも
ほとんど戦闘力に変化はない。
しかし、
そもそもARAMのポークビルド自体が
3コアまでのゲームエンドを目指すもの。
最序盤から相手をタワー下に閉じ込め続け
一切何もさせずに10分で終わらせる覚悟が必要。
この覚悟を決めたプレイヤーこそが
フリートフットワークを選択した41%であり、
ポークビルドの趣旨を理解したプレイヤー。
魂の収穫や握撃はスケール重視のルーン。
フリートは相手と積極的に体力差を築く
序盤寄りのルーンとして採用できる。
ルブランのサモナースペル
- イグナイト
- ヒール
ポークの圧を高めるイグナイトを選択。
フラッシュはポークでは全く必要ないため、
体力差を築くためのヒールを選択する。
ここで日和っていてはポークで勝てない。
徹底的にやる。
ルブランのルーン
メイン:栄華
- フリートフットワーク
- 冷静沈着
- 血脈
- 最後の慈悲
HP差を築くためのフリートフットワーク。
キルヒアイスシャードも買うため、
自然に発動する。
これを持つだけで、
常に高いHPを維持してポークを続けられる。
自身が飛び込む関係上、
低HPだとそれだけでリスクが高まる。
マナ問題は冷静沈着一つで解決し、
回復用の血脈。
サブ:覇道
- サドンインパクト
- 貪欲な賞金首狩り
W>AAで常に発動するサドンインパクト。
脅威はスノーボールにも有利。
ポークからスノーボールし続けるために
貪欲でゴールドを集める。
◆ルーンシャード
- 攻撃速度
- アダプティブ
- HP
序盤のAAを改善するためASシャードが良い。
ルブランのスキルオーダー
- W>E>Q
ポークのメインスキルであるWから。
このビルドでのQとEは
シーン発動用スキルに過ぎない。
よってCDが下がるEが優先される。
ルブランの涙適正
全く積まない。
スケールで勝負するビルドではない。
ルブランのアイテムビルド
ディヴァインサンダラービルド
- シーン+キルヒアイスシャード
でスタート。
最序盤のAA1発を最も強くするアイテムで、
ポークを成立させるために必須。
- ディヴァインサンダラー
- ラピッドファイアキャノン
- ストームレイザー
- コレクター
or タイタンハイドラ
or ウィッツエンド - インフィニティエッジ
- アイオニアブーツ
初手はディヴァインサンダラー。
完成後は、
- ディヴァインのサステインとHP+300
- 行動妨害耐性 +20%
- 被ダメージ -10%
これらが悪さをし、
仮に捕まっても倒されない状況になっていく。
QやEを使った更なるダメージトレードも可能。
2,3コアはエネルギー充填を持ったアイテムを買い、
AA1発の重みを更に高めていく。
ブーツは買うならアイオニアブーツだが、
ダメージに貢献しないため後回しでよい。
2コア完成時に同時に買うくらいのイメージ。
3コアまでにゲームを終わらせるのがメインプランだが、
終わらなければ仕方がない。
- HP5%ダメージ(とどめ)のコレクター
- Critダメージ増加のIE
買うとしたらこの辺りが第一候補になってしまう。
継続したAAが通る相手構成なら
タイタンハイドラやウィッツエンドも
アイテム単体でダメージが出る。
ルブランのプレイング
W>AAでポーク
ディヴァインルブランの核。
- 前へW
- ブリンクと同時にAA
- AAが発射されたらW2で戻る
WのCD毎に、
任意の対象に強化AAを当てる。
対象指定CCを持つなど、
ルブランの脅威になる敵から狙う。
Lv6以降は、
- W>R>AA>W2 でより遠くの敵を狙う
- W>AA>W2/R>AA>R2 で2回ポークする
Rを絡めてこの2択が選べる。
敵のエンゲージを警戒するなら前者で安定性を高め、
エンゲージが怖くないなら後者でダメージを稼ぐ。
集団戦を避ける
大多数のポークチャンピオンと同じく、
五分五分の集団戦では勝ち目がない。
自分が原因でエンゲージされるなど以ての外。
必ず安全なポジションからポークを行う。
ここでのポジションは、
W2で戻る鏡像のポジション。
敵に強力なエンゲージ要素がある場合、
そちらから優先してポークすることで
敵の攻め気を削ぐのも有効。
ディヴァイン完成後はすぐに帰らない
ディヴァインサンダラー完成後は、
W>AAの後、更に居座って
E>AAやQ>AAでもディヴァイン付きAAを狙う。
Eのスネアは優先度が低い。
あくまで有利なダメージトレードが目的。
W>AAポークをされ続けたことで
ルブランを捕まえるという発想が敵から消えている上、
HP+300とARAM調整のお陰で
仮に捕まっても即死は免れる。
こうなると、ディヴァインが複数発動し
かなりのサステインになるため
擬似的なフロントラインとしても機能し始める。
集団戦が始まってしまった際にも
積極的に狙いたいアクションの一つ。
ルブランのまとめ
- ディヴァイン+フリートでポークする
- 3コアまでに決着を付けるつもりで戦う
- ディヴァイン完成後は、QやEも使って更にAAする
ルブランのオフメタビルド。
昔からビルド自体はあったのだが、
実際に機能し始めたのは
12.16でのARAM調整バフ以降。
ルブラン 与ダメージ +10%、被ダメージ -10%
⇒ 与ダメージ +20%、被ダメージ -20%
被ダメ-20%という恐るべき数値。
この時代はディヴァインサンダラーだけで
異常な耐久力を得ることができた。
現在は与+10%,被-10%に戻ったものの、
代わりに行動妨害耐性とスキルヘイストがあるため
ビルドが残っている。
最序盤はノーカウンターのポーク、
1コア以降は更に強力なダメージトレードで
敵の戦闘意思を挫くことが目標。
対面した際の対策は
ルブランのフリートフットワークが見えた時点で
最序盤からエンゲージし続けることしかない。