ビルドガイド

エコーのARAMビルドガイド【令和のタンクエコー】

ARAMエコーの最高勝率となっている
タンクビルドを紹介。

エコーのビルドまとめ

  • スペル:マーク+イグナイト
  • ルーン:不死者の握撃①シールドバッシュ②息継ぎ③気迫 サブ①凱旋②強靭 ◆SH/AR/MR
  • スキル:Q>E>W
  • 涙適正:★★★★★(絶対積む)
  • アイテム:ガーディアンホーン+女神の涙→フロストファイアガントレット

チャンピオン調整-パッチ12.19時点
最新のチャンピオン調整はこちら

与ダメ被ダメ回復等その他
+10%-5%なしなし

タンクエコーとは?

エコーのタンク運用はシーズン6頃に開発された。

当時は、

  • パッシブのCDが3秒で、スロウも付いていた
  • 全体的に基礎ダメージが高く、APレシオが低かった
  • Rの回復量が減少HPの20%+(+100 AP毎に6%)だった 

このような事情があり、タンクエコーが活躍できた。
逆に、この全てを奪われたため消滅したビルド。

だが、ARAMではタンク運用が復活している。

エコーのミシック(12.19,Gold+)

チャンピオンの勝率49.80%に対して、
フロストファイアの勝率は54.25%もある。

統計の上振れでは?

過去のパッチを見てみても、
フロストファイアの勝率は常に高い水準だった。

APアイテムでは最も勝率が高い
ナイトハーベスターとも比較してみる。

パッチ勝率:エコー勝率:
ナイトハーベスター
勝率:
フロストファイア
12.1949.80%51.67%54.25%
12.1849.13%51.44%53.87%
12.1749.05%51.46%53.41%
12.1649.52%52.04%52.08%
12.1547.03%49.61%49.80%
12.1447.09%49.52%50.39%
12.1346.95%49.09%50.28%
12.1247.59%49.22%49.06%
12.1147.72%49.59%51.78%
12.1047.04%47.67%49.45%

耐久力アップデート以降の
過去10パッチ全てで高勝率を記録しており、
上振れではないことが分かる。

なぜARAMで運用できる?

タンクエコーが活躍できる理由は、

  • 不死者の握撃
  • フィンブルウィンター
  • 悪魔の抱擁

この3要素がARAMで強すぎるため

握撃は1000ダメージ/1000回復/200HP増加を簡単に達成する。
フィンブルウィンターは5v5では常にシールドが増加し、
とてつもない量のダメージカット。
悪魔の抱擁はAPレシオを持つタンクにとって
現在最高のアイテム。

特に、悪魔の抱擁は
フロストファイア
ガントレット
スロウフィールドに付く追加ダメージで
AoE発動する

バミシンダー系の毎秒ダメージ(猛火)では発動せず、
サンファイアの最大スタックAA追加ダメージ(発火)でも発動しない。
フロストファイアとケミタンクのAA追加ダメージでだけ発動する。

ARAMで似たビルドをする本職のタンクでは

  • マオカイ
  • タムケンチ
  • ウディア

等が挙げられるが、
エコーはタンク能力が低い代わりに、
本人の機動力とダメージが高いことが強み。

特に悪魔の抱擁が完成した後の
ダメージ出力が高い。

エコーのサモナースペル

  • マーク
  • イグナイト

イニシエート用のマーク。

ウディア等では
ゴーストが欲しくなるところだが、
エコーは本人のMSでカバーできるため
イグナイトを積む余裕
が出る。

タンクのイグナイトは
ダメージ出力を上げるための重要な選択肢。

エコーのルーン

メイン:不滅

  • 不死者の握撃
  • シールドバッシュ
  • 息継ぎ
  • 気迫

長時間の戦闘になるため
息継ぎを選択。

3段目はCCロックされてRできない
最悪の事態を防ぐために気迫。

サブ:栄華

  • 凱旋
  • 強靭

タンク用サブルーン。

ルーンシャード

  • スキルヘイスト
  • 物理防御
  • 魔法防御

タンク用シャード。HP優先で積むため、防御を選択。

エコーのスキルオーダー

  • Q>E>W

基礎ダメージを最も伸ばすQから上げる。

エコーの涙適正

絶対積む。

フィンブルウィンターのため。
スタックはQを投げていれば勝手に溜まる。

エコーのアイテムビルド

フロストファイアビルド

  • バミシンダー+女神の涙

でスタート。

ビルドがやや遅いため、
ガーディアンホーンはスキップする。

  • フロストファイアガントレット
  • フィンブルウィンター
  • 悪魔の抱擁
  • ワーモグアーマー
    or フローズンハート
    or アビサルマスク
  • 4コアから選択
  • ソーサラー or アイオニアブーツ

3コアまで固定。
3コア悪魔の抱擁でダメージ出力が完成し、
パワースパイクを迎える。

逆に2コアまではダメージ不足のため
弁えて立ち回る。

4コア以降は

  • Rで離脱から全回復できるワーモグ
  • フィンブルのシールドが増えるフロハ
  • MR貫通でダメージ増加のアビサル

この3択。
敵ダメージがAD/APに偏っていればフロハ/アビサルから、
偏りがないならワーモグから。

ワーモグアーマーは4/5コアいずれかで積む。

エコーのプレイング

Wとマークでエンゲージする

タンクビルドのため、
気軽にエンゲージできる。
W+Eか、W+マークでAoEスタンを狙う。

後述の理由により
エンゲージされることに極端に弱いため、
必ず自分から仕掛けたい。

仮に失敗してもすぐに離脱できるため、
実にローリスク。

直線、5v5のにらみ合いでは
W-パラレルトラップを投げるだけで
相手の陣形に悪影響を及ぼし続ける。

エコーのエンゲージが失敗しても、
Wで陣形が崩れるだけで
セカンドエンゲージの起点になる場合もある。

パッシブ、Q、Eで張り付く

MS上昇、スロウ、短距離ブリンクと
敵キャリーに張り付くための能力が
非常に高い。

とはいえ、キルできるほどのダメージは出ないため
パッシブが発動したら離脱するのがよい。

敵キャリーに圧を与えて下がらせることが目標。

ポジションを移動し、フォーカスを分散させる

ポジションを転々とできる部分が
エコー独自の強み。

フォーカスを引いて動き続けることで
敵キャリーのポジションを固定 or 崩すことができれば
味方が動きやすくなる。

この辺りはアサシンの動き。

悪魔の抱擁完成後は
炎上ダメージをなるべく多数に付与するためにも、
5人を相手に戦うことを意識する。

正面からの殴り合いだけでは
本職のタンクに劣るため、
高いMSを生かして広く立ち回る。

エコーのまとめ

  • タンクビルドは一定のパワーがある
  • 悪魔の抱擁がOP
  • 高いMSを活かして広く立ち回る

タンクトリンダメア同様、
圧倒的なダメージこそ出ないものの
相手を混乱させて勝つタイプのビルド。

実は、完全にエコーを無視して全員で前に出るだけで
ほとんど何もできなくなる弱点がある。

長時間の戦闘でこそ活きるビルドのため、
味方4人に対してバースト勝負を仕掛けられると
タンクエコーの仕事がなくなる。
(本職タンクと異なり、
ディスエンゲージ/ピール能力がない)

ただ、そこまで理解して連携が取れるプレイヤーが少ない上、
相手の構成にも依存するため
好成績を残している。

これも現在のARAMらしいビルド。
ポークだけで勝てる時代ではない。

-ビルドガイド