ARAMエコーの最高勝率となっている
タンクビルドを紹介。
エコーのビルドまとめ
- スペル:マーク+イグナイト
- ルーン:不死者の握撃①シールドバッシュ②息継ぎ③気迫 サブ①凱旋②強靭 ◆SH/AR/MR
- スキル:Q>E>W
- 涙適正:★★★★★(絶対積む)
- アイテム:ガーディアンホーン+女神の涙→フロストファイアガントレット
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与ダメ | 被ダメ | 回復等 | その他 |
---|---|---|---|
+10% | -5% | なし | なし |
タンクエコーとは?
エコーのタンク運用はシーズン6頃に開発された。
当時は、
- パッシブのCDが3秒で、スロウも付いていた
- 全体的に基礎ダメージが高く、APレシオが低かった
- Rの回復量が減少HPの20%+(+100 AP毎に6%)だった
このような事情があり、タンクエコーが活躍できた。
逆に、この全てを奪われたため消滅したビルド。
だが、ARAMではタンク運用が復活している。
チャンピオンの勝率49.80%に対して、
フロストファイアの勝率は54.25%もある。
統計の上振れでは?
過去のパッチを見てみても、
フロストファイアの勝率は常に高い水準だった。
APアイテムでは最も勝率が高い
ナイトハーベスターとも比較してみる。
パッチ | 勝率:エコー | 勝率: ナイトハーベスター | 勝率: フロストファイア |
---|---|---|---|
12.19 | 49.80% | 51.67% | 54.25% |
12.18 | 49.13% | 51.44% | 53.87% |
12.17 | 49.05% | 51.46% | 53.41% |
12.16 | 49.52% | 52.04% | 52.08% |
12.15 | 47.03% | 49.61% | 49.80% |
12.14 | 47.09% | 49.52% | 50.39% |
12.13 | 46.95% | 49.09% | 50.28% |
12.12 | 47.59% | 49.22% | 49.06% |
12.11 | 47.72% | 49.59% | 51.78% |
12.10 | 47.04% | 47.67% | 49.45% |
耐久力アップデート以降の
過去10パッチ全てで高勝率を記録しており、
上振れではないことが分かる。
なぜARAMで運用できる?
タンクエコーが活躍できる理由は、
- 不死者の握撃
- フィンブルウィンター
- 悪魔の抱擁
この3要素がARAMで強すぎるため
握撃は1000ダメージ/1000回復/200HP増加を簡単に達成する。
フィンブルウィンターは5v5では常にシールドが増加し、
とてつもない量のダメージカット。
悪魔の抱擁はAPレシオを持つタンクにとって
現在最高のアイテム。
特に、悪魔の抱擁は
フロストファイアガントレットの
スロウフィールドに付く追加ダメージで
AoE発動する。
バミシンダー系の毎秒ダメージ(猛火)では発動せず、
サンファイアの最大スタックAA追加ダメージ(発火)でも発動しない。
フロストファイアとケミタンクのAA追加ダメージでだけ発動する。
ARAMで似たビルドをする本職のタンクでは
- マオカイ
- タムケンチ
- ウディア
等が挙げられるが、
エコーはタンク能力が低い代わりに、
本人の機動力とダメージが高いことが強み。
特に悪魔の抱擁が完成した後の
ダメージ出力が高い。
エコーのサモナースペル
- マーク
- イグナイト
イニシエート用のマーク。
ウディア等では
ゴーストが欲しくなるところだが、
エコーは本人のMSでカバーできるため
イグナイトを積む余裕が出る。
タンクのイグナイトは
ダメージ出力を上げるための重要な選択肢。
エコーのルーン
メイン:不滅
- 不死者の握撃
- シールドバッシュ
- 息継ぎ
- 気迫
長時間の戦闘になるため
息継ぎを選択。
3段目はCCロックされてRできない
最悪の事態を防ぐために気迫。
サブ:栄華
- 凱旋
- 強靭
タンク用サブルーン。
◆ルーンシャード
- スキルヘイスト
- 物理防御
- 魔法防御
タンク用シャード。HP優先で積むため、防御を選択。
エコーのスキルオーダー
- Q>E>W
基礎ダメージを最も伸ばすQから上げる。
エコーの涙適正
絶対積む。
フィンブルウィンターのため。
スタックはQを投げていれば勝手に溜まる。
エコーのアイテムビルド
フロストファイアビルド
- バミシンダー+女神の涙
でスタート。
ビルドがやや遅いため、
ガーディアンホーンはスキップする。
- フロストファイアガントレット
- フィンブルウィンター
- 悪魔の抱擁
- ワーモグアーマー
or フローズンハート
or アビサルマスク - 4コアから選択
- ソーサラー or アイオニアブーツ
3コアまで固定。
3コア悪魔の抱擁でダメージ出力が完成し、
パワースパイクを迎える。
逆に2コアまではダメージ不足のため
弁えて立ち回る。
4コア以降は
- Rで離脱から全回復できるワーモグ
- フィンブルのシールドが増えるフロハ
- MR貫通でダメージ増加のアビサル
この3択。
敵ダメージがAD/APに偏っていればフロハ/アビサルから、
偏りがないならワーモグから。
ワーモグアーマーは4/5コアいずれかで積む。
エコーのプレイング
Wとマークでエンゲージする
タンクビルドのため、
気軽にエンゲージできる。
W+Eか、W+マークでAoEスタンを狙う。
後述の理由により
エンゲージされることに極端に弱いため、
必ず自分から仕掛けたい。
仮に失敗してもすぐに離脱できるため、
実にローリスク。
直線、5v5のにらみ合いでは
W-パラレルトラップを投げるだけで
相手の陣形に悪影響を及ぼし続ける。
エコーのエンゲージが失敗しても、
Wで陣形が崩れるだけで
セカンドエンゲージの起点になる場合もある。
パッシブ、Q、Eで張り付く
MS上昇、スロウ、短距離ブリンクと
敵キャリーに張り付くための能力が
非常に高い。
とはいえ、キルできるほどのダメージは出ないため
パッシブが発動したら離脱するのがよい。
敵キャリーに圧を与えて下がらせることが目標。
ポジションを移動し、フォーカスを分散させる
ポジションを転々とできる部分が
エコー独自の強み。
フォーカスを引いて動き続けることで
敵キャリーのポジションを固定 or 崩すことができれば
味方が動きやすくなる。
この辺りはアサシンの動き。
悪魔の抱擁完成後は
炎上ダメージをなるべく多数に付与するためにも、
5人を相手に戦うことを意識する。
正面からの殴り合いだけでは
本職のタンクに劣るため、
高いMSを生かして広く立ち回る。
エコーのまとめ
- タンクビルドは一定のパワーがある
- 悪魔の抱擁がOP
- 高いMSを活かして広く立ち回る
タンクトリンダメア同様、
圧倒的なダメージこそ出ないものの
相手を混乱させて勝つタイプのビルド。
実は、完全にエコーを無視して全員で前に出るだけで
ほとんど何もできなくなる弱点がある。
長時間の戦闘でこそ活きるビルドのため、
味方4人に対してバースト勝負を仕掛けられると
タンクエコーの仕事がなくなる。
(本職タンクと異なり、
ディスエンゲージ/ピール能力がない)
ただ、そこまで理解して連携が取れるプレイヤーが少ない上、
相手の構成にも依存するため
好成績を残している。
これも現在のARAMらしいビルド。
ポークだけで勝てる時代ではない。