13.3でバフされすぎてしまったアニー。
ARAMOPに躍り出たビルドを解説。
アニーのビルドまとめ
- スペル:ゴースト+フラッシュ
- ルーン:魂の収穫①血の味わい②目玉コレクター③至極の賞金首狩り サブ①冷静沈着②最後の慈悲 ◆SH/AD/HP
- スキル:E>Q>W
- 涙適正:★★☆☆☆(あまり積まない)
- アイテム:ロストチャプター→ライアンドリーの苦悶
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与ダメ | 被ダメ | 回復等 | その他 |
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なし | なし | なし | なし |
アニーのOP理由
13.3現在、
アニーのARAM勝率は64.63%で超OP。
通常のビルドでも勝率60%超なのだが、
E上げ仮面ビルドでは勝率70%を超える。
味方とティバーズにEのシールドを付け、
敵に突っ込ませるだけで勝てるビルド。
現在、サポートでもE上げが流行っている。
あちらはエンチャンター的なビルドだが、
ARAMではキャリーとしてEを上げる。
OP理由は大きく分けて3つ。
- シールド量が増え、CDが減少された
- 反射ダメージが増えた
- ティバーズも強くなった
順に見ていこう。
シールド量が増えた
E - モルテンシールド
シールド耐久値:40/85/130/175/220(+魔力の35%) ⇒ 60/100/140/180/220(+魔力の55%)
クールダウン:14/13/12/11/10秒 ⇒ 12/11/10/9/8秒
シールドのAPレシオが35%から55%になり、
CDが減少したアニー。
- アニーE:220+55%AP CD8秒
- ジャンナE:175+55%AP CD9秒
- カルマE:250+45%AP CD8秒
- ルルE:215+35%AP CD8秒
スキルレベル5での220+55%APというのは
主要エンチャンターと比較しても遜色ない。
おまけに増加MSも付いていて、
3秒間減衰しないフラットなシールド。
反射ダメージが増えた
E - モルテンシールド
反射魔法ダメージ:20/30/40/50/60(+魔力の20%) ⇒ 30/45/60/75/90(+魔力の40%)
NEW「モルテンシールド」が有効な間は、シールドに通常攻撃またはスキルを命中させた敵に魔法ダメージを与える
NEW「モルテンシールド」のダメージが1回のシールドにつき、各対象へ1度だけ発生するように
(注:ティバーズの重複したシールドは新たなシールドとしてカウントされ、1回のシールドにつき各対象へ1度だけダメージを与えます)
反射は基礎ダメージ+APレシオ両方がバフ。
しかも、
反射はAAだけでなくスキルでも発動するようになった。
従来のシールドはスキルで即座に剥がされて、
反射が発動する機会が少なかった。
この効果はR発動中なら
ティバーズのシールドと合わせて2回発動するため、
対象ごとに最大180+80%APのダメージ。
これならダメージスキルとして考慮できる。
ティバーズも強くなった
R - やっちゃえ!ティバーズ
ティバーズの体力:1300/2200/3100 ⇒ 1300/2200/3100(+魔力の75%)
ティバーズの防御力:30/60/90の物理防御と魔法防御 ⇒ 30/60/90(+魔力の5%)の物理防御と魔法防御
ティバーズの移動速度:スキルレベルにかかわらず350 ⇒ 350/375/400
ティバーズの体力と防御力にAPレシオが追加された。
一見大したことのないAPレシオに見えるが、
ティバーズは8秒ごとにE-モルテンシールドを獲得する。
E - モルテンシールド
シールド耐久値:60/100/140/180/220(+魔力の55%)
終盤には500以上のシールドを頻繁に獲得するため、
実質的なHP量は非常に高い。
これを踏まえると、
AR/MRの5%APも凄まじく強い。
終盤には、味方のファイターと
同程度の耐久力を持ってくれる。
デイジーより明らかに強い。
その上、MSが増加しており
敵に対して張り付きやすくなっている。
ティバーズ激怒時のMSは100%増加なので、
実質的なMSは更に速くなっている。
E上げ仮面ビルド
これらのバフ内容を活かした
アニーのOPビルドがE上げ仮面ビルド。
Eから上げてシールド量とダメージを確保し、
味方にシールドを付ける。
相手は攻撃するだけで
- 90+40%AP+仮面の炎上ダメージ
を受けてしまい、
ダメージトレードが成立しなくなる。
反射だけでキルが発生することもしばしば。
ティバーズ発動中はダメージが更に苛烈になり、
- シールドの反射ダメージ
- ティバーズのシールドの反射ダメージ
- ティバーズのAAダメージ
- ティバーズの炎上ダメージ
- 仮面の炎上ダメージ
これらの要素がほぼ不可避で敵を襲い続け、
シールドを回すだけで敵が勝手に溶けていく。
アニーのサモナースペル
- ゴースト
- フラッシュ
集団戦中、ポジションを安定させ
スキルショットを回避するためのゴースト。
アニーが生き残りさえすれば、
ティバーズと反射が勝手にダメージを出してくれる。
攻撃するためのゴーストではない。
アニーのルーン
メイン:覇道
- 魂の収穫
- 血の味わい
- 目玉コレクター
- 至極の賞金首狩り
ティバーズの炎上ダメージで大量に回収できる
魂の収穫を採用する。
賞金首はティバーズのCDを下げる
アルティメットヘイストを選択。
サブ:魔導
- 冷静沈着
- 最後の慈悲
マナが枯渇するため
冷静沈着を採用。
Eを回転させ続けるための必須ルーン。
◆ルーンシャード
- スキルヘイスト
- アダプティブ
- 体力
スキルヘイストを取る。
アニーのスキルオーダー
- E>Q>W
ナーフされるまではE上げ。
QとWは敵の交戦距離に応じてお好みで選択。
アニーの涙適正
あまり積まない。
アイテムとしては悪くないが、
仮面+クリセプを急ぎたい。
アニーのアイテムビルド
ライアンドリーの苦悶ビルド
- ロストチャプター
でスタートして、
- ライアンドリーの苦悶
- リーライクリスタルセプター
- ラバドンデスキャップ
- コズミックドライブ
- ホライゾンフォーカス
- アイオニアブーツ
クリセプはアニーのOPアイテム。
ティバーズがスロウフィールド化し、
敵を逃さない。
ブーツはアイオニアブーツを選択。
ダメージ量よりもEシールドの回転率を高める方が
今のアニーは強い。
様々な要素でAPレシオが非常に高いため、
3コアでデスキャップ。
その後は相性も良く、スキルヘイストを補える
コズミックドライブとホライゾンフォーカス。
Eシールドが核であるため、
スキルヘイストの付いていない
シャドウフレイムやヴォイドスタッフは避ける。
アニーのプレイング
Eのシールドを回す
Eのシールドはとにかく使い得。
味方に付けるだけで
有利なダメージトレードが発生し続けるため、
CD毎にキャストしたい。
E上げのため、
アニー自身のQやWはダメージが出ない。
セルフキャストして自分でトレードしに行くのは効率が悪い。
序盤のQとWは
- 浮いた敵にQでキャッチ
- 突っ込んできた敵にWでカウンター
と、基本的に受け身の使い方になる。
ダメージとしては期待しない。
ティバーズの仕様
- 50/75/100 + (15%AP)ダメージのAAを行う
- 毎秒20/30/40 + (12%AP)の炎上ダメージを350ユニット以内に与える
- 非戦闘状態が5秒以上続くと、毎秒6%の最大体力を回復する
- 召喚後/スタン発生後/アニー死亡後には激怒し、
3秒間の増加MS(100%)と増加AS(275%)を獲得、ゴースト状態になる
(アニー死亡後は10秒間)
重要なのは周囲への炎上ダメージと、
激怒の発生条件。
炎上ダメージの範囲はかなり広く、
仮面+クリセプと合わせて非常に強い。
敵の中心にティバーズが立っているだけで有利。
激怒はアニーのスタンでも発生するため、
R発動から3秒以降に2回目のスタンを発生させることも
狙いたいプレイの一つ。
ティバーズを敵の中心に走らせる
通常のアニー同様、
フラッシュ+Rでのエンゲージは強力。
ティバーズがとにかく強いため、
敵のど真ん中にティバーズを立たせ続けたい。
ティバーズの炎上+仮面の炎上+クリセプのスロウがあるため、
Rキャスト後のティバーズの立ち位置も重要。
召喚後はRキーかAlt+右クリックでティバーズを操作可能。
敵集団の中心に誘導し続けることで、
- ティバーズのAA+炎上+スロウを受け続ける
- ティバーズを殴って反射ダメージを食らう
この2択を相手に迫ることができる。
集団戦中は自身の生存を優先する
Eのタイマーが上がりさえすれば
どんな相手にでも勝てるのが現在のアニー。
QとWは戦闘を遅延させる目的で、
ダメージというよりは敵の足止めに使ってよい。
戦闘が長引きいてEが2回、3回と重なると
それだけで敵と味方のHPはどんどん差が付く。
ゴーストも同様の理由で、
敵から逃げてポジションを修正するために使う。
アニーのまとめ
- EシールドがとにかくOP
- ティバーズが生きている間は集団戦で負けない
- QとWは足止め+ティバーズ激怒用と割り切る
Eのパワーアップに、
Rの細かなバフが重なった結果、超OP化した。
勝率64%は無調整のソナを超える数値で、
これまでのARAMOPでもトップクラス。
しかも、Q>W>Eでルーデンテンペストを選ぶ
従来のバーストビルドが半分以上を占める中でこの数値。
E上げ仮面ビルドではほぼ負ける気がしないレベル。
ナーフは確実だが、使える内はマストピック。